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「MailChimp(メールチンプ)を利用したいけど、サイトが英語なので読む気力が…」
「自社に合うMailChimpの料金プランが選べない!何が違うのか一覧でチェックしたい」
MailChimpはメールマーケティング業界の世界シェアの6割を占める優秀なツールなのですが、日本語に対応していないのが難点ですよね。
料金プランもやや複雑なため、自社に適切なプランが選びづらいと思います。
そこで今回はMailChimpの料金プランや適切なプランの選び方をご紹介。
この記事を最後まで読めば、自社メールマーケティングのパフォーマンスを最大限するプランを選べるでしょう!
MailChimpの概要を知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
目次
1.MailChimp(メールチンプ)の料金プラン
MailChimpの料金プランは無料を含めて4種類あります。
プランの料金と概要はこちらで比較しているので、一覧をチェックしたい方はこの表を利用してください。
月額払いのみで年間まとめ払いは対応していません。
(右にスクロールできます)
月額費用 | 機能 | |
Free | 0円 (1アカウントまで) |
・2,000件まで連絡先追加可能 ・メールビルダー ・マーケティングツール ・メールフォーム・LPの作成 ・サポート ・ウェブサイトビルダー ・ドメインの使用 |
Essentials | 1,150円〜 (3アカウントまで) |
・500件まで連絡先追加可能 ・メールビルダー ・マーケティングツール ・メールフォーム・LPの作成 ・サポート ・ウェブサイトビルダー ・ドメインの使用 ・メールテンプレート ・マルチステップジャーニー ・カスタムブランディングの利用 ・A/Bテスト ・24時間365日のメール・チャットサポート |
Standard | 1,750円〜 (5アカウントまで) |
・2,500件まで連絡先追加可能 ・メールビルダー ・マーケティングツール ・メールフォーム・LPの作成 ・サポート ・ウェブサイトビルダー ・ドメインの使用 ・メールテンプレート ・マルチステップジャーニー ・カスタムブランディングの利用 ・A/Bテスト ・24時間365日のメール・チャットサポート ・送信時間の最適化 ・行動分析 ・カスタムテンプレート |
Premium | 34,500円〜 (無制限) |
・10,000件まで連絡先追加可能 ・メールビルダー ・マーケティングツール ・メールフォーム・LPの作成 ・サポート ・ウェブサイトビルダー ・ドメインの使用 ・メールテンプレート ・マルチステップジャーニー ・カスタムブランディングの利用 ・A/Bテスト ・24時間365日のメール・チャットサポート ・送信時間の最適化 ・行動分析 ・カスタムテンプレート ・多変量テスト ・レポート ・無制限のアカウント・アクセス権付与 ・電話でのサポート |
- Freeプランの概要
- Essentialsプランの概要
- Standardプランの概要
- Businessプランの概要
(1)Freeプランの概要
Freeプランは基本機能が全て搭載されています。
- メールビルダー
- マーケティングツール
- メールフォーム・LPの作成
- サポート
- ウェブサイトビルダー
- ドメインの使用
メールを作成するツールや開封率を分析するツールは利用できます。
さらにメールフォームの作成や、メールマガジンからユーザーを誘導するLP作成もテンプレートを使って簡単にできるんです。
サポートはチャットやメールで受け付けてもらえます・
無料プランでも2,000件までの連絡先の追加が可能なので、小規模事業や個人の場合は十分でしょう。
ただし詳細なユーザーの行動分析は利用できないため、メール送信の機能のみを求める人向け。
MailChimpを利用すべきか迷っている方は、まずはFreeプランから始めて、必要な機能をリストアップしてアップグレードしていくのがおすすめです。
(2)Essentialsプランの概要
EssentialsプランはFreeプランの機能に加えて、以下の機能が搭載されています。
- メールテンプレート
- マルチステップジャーニー
- カスタムブランディングの利用
- A/Bテスト
- 24時間365日のメール・チャットサポート
注意したいのが最低料金の1,150円では500件の連絡先までしか追加できないこと。
それ以上の件数の追加を行いたい場合は、プラン料金が変動しますのでこちらの表を参考にしてください。
ステップメール機能は有料プランから利用でき、メールテンプレートを複数用意してユーザーの行動に合わせて別のメールを自動で送信することができます。
またユーザーの行動分析を行い、ユーザーがメールを開封してからリンクへジャンプし、どのページを見たかなどの詳細な分析が可能です。
ユーザーのアナリティクスを使えると、よりニーズに沿ったメールの送信が可能なので、メールマーケティング目的で利用するなら最低でもEssentialsプランは導入しておきたいもの。
またカスタムブランディング機能で自社のロゴを作成したり、メール内のリンクの位置やボタンの色などどちらが購買立に影響するか試すA/Bテスト機能もついています。
さらにいつでもメールやチャットでサポートが受けられる特典もあるので、本格的に顧客にメールを使ったアプローチをするならEssentialsプランがおすすめです。
(3)Standardプランの概要
Standardプランは、さらに以下の機能が追加されます。
- 送信時間の最適化
- 行動分析
- カスタムテンプレート
メールの送信時間はユーザーの開封率に大きく影響するのですが、Standardプランでは開封率や開封時間を分析してそれに合わせて送信時間の変更ができます。
例えば夜型で朝起きるのが遅い人には深夜帯にメールを送信する、会社員の人には仕事の休憩時間に送信するなど柔軟なカスタマイズが可能です。
また行動分析がより詳細になり、ユーザーがメールに対してどうアクションをしたかがレポートでチェックできます。
Essentialsプランまではメールのテンプレートのカスタマイズができませんでしたが、Standard以上のプランではカスタマイズが可能です。
オリジナリティのあるテンプレートを作成するなどして、自社のブランディングにも貢献するでしょう。
(4)Premiumプランの概要
Premiumプランは、Standardプランの内容に以下の機能がついています。
- 多変量テスト
- レポート
- 無制限のアカウント・アクセス権付与
- 電話でのサポート
まず多変量テストとは、WEB上で複数の箇所を変更してどの組み合わせが一番ユーザーのアクションに繋がるか試すこと。
例えばヘッダーを2通り、本文を2通り作り、2×2の4パターンの組み合わせを作成、購買行動が一番高いのはどの組み合わせなのかを検証できるんです。
メールマーケティングの精度をより高めることができます。
またレポート機能が利用できるようになり、ユーザーの行動分析などのデータを一覧表示して営業担当の今後の方針決めに利用可能。
またMailChimpへのアカウント・アクセス権を制限なく付与できるようになるので、大規模企業でメールマーケティングに多くの社員が関わる場合はPremiumプランを選びましょう。
またPremiumプランのみ電話でのサポートが可能になります。
対応言語は英語ですが、直接不明点を確認できるのでメールやチャットサポートよりも手厚いサポートを受けることができるでしょう。
2.MailChimpの適切なプランの選び方
MailChimpの適切なプランの選び方を紹介します。
- 顧客リストの件数で選ぶなら料金を検討
- マーケティング機能の充実で選ぶ場合はEssentialsプラン
- 分析機能の充実で選ぶ場合はStandarプラン以上
プランと機能が豊富すぎて選べない場合の検討材料にしてください。
1つずつ説明していきます。
(1)顧客リストの件数で選ぶなら料金を検討
MailChimpは顧客リストの件数に応じ料金が変わります。
(右にスクロールできます)
Free | Essentialsプラン | Standardプラン | Premiumプラン | |
500件まで | 2,000件まで無料 | 1,150円 | 1,750円 | 34,500円 |
1,500件まで | 2,300円 | |||
2,500件まで | 3,450円 | |||
5,000件まで | 5,750円 | 8,650円 | ||
10,000件まで | 8,650円 | 11,500円 | ||
15,000件まで | 15,000円 | 18,500円 | 40,500円 | |
20,000件まで | 18,000円 | 22,000円 | 46,000円 | |
25,000件まで | 22,000円 | 25,500円 | 52,000円 | |
30,000件まで | 25,500円 | 29,000円 | 57,500円 | |
40,000件まで | 29,000円 | 31,000円 | 63,500円 | |
50,000件まで | 30,000円 | 34,500円 | 69,000円 |
Freeは2,000件までなら無料で追加できますが、Essentialsプランは追加可能件数が500件と制限があります。
機能面ではなくひとまずメーリングリストを作りたい場合はFreeプランを選ぶのが良いでしょう。
顧客リストが多い場合はEssentialsプラン以上を利用する必要があり、件数が増えるほど料金が増えるので予算を相談してください。
(2)マーケティング機能の充実で選ぶ場合はEssentialsプラン
マーケティング機能の充実で選ぶ場合はEssentialsプランを選びましょう。
最低料金の1,150円ではリスト件数は500件までですが、ステップメールを利用することができます。
ユーザーのアクションに応じで自動で設定しておいたシナリオ通りにテンプレートからメール送信をする機能です。
メールが開封されない場合はAのテンプレートを送信する、メールが開封されたがリンクがクリックされていない場合はBなど、臨機応変にユーザー毎に個別的な対応ができます。
少数の顧客に対してステップメールで営業を行いたい個人事業主は1,150円のEssentilalsプランを選びましょう。
- 管理者は3名まで
- 顧客リストの数は少ない
- ステップメール機能を利用するのがメイン
- 分析機能はさほど求めない(別のツールで行う)
(3)分析機能の充実で選ぶ場合はStandardプラン以上
分析機能の充実で選ぶ場合はStandardプラン以上が適切です。
Standardプランはステップメールなどのマーケティング機能に加えて、A/Bテストや送信時間の最適化など、より詳細なユーザーの行動分析が可能。
10,000件のリストを追加したとしても11,5000円で利用できるので、コスパ的にはStandardプランがおすすめです。
仮に連絡先を50,000件まで追加したとしても34,500円で、Preamiumプランの同等の価格。
ステップメール送信・分析機能は利用できるため、価格と機能面を比較しても利用しやすいです。
管理者が5名までの制限があるので、大人数でMailChimpを管理する場合は上位のpremiumプランを選びましょう。
Premiumプランは10,000件までのリスト追加可能で34,500円で、多変量テスト・管理アカウント追加無制限・電話サポートが受けられます。
- ステップメールに加えて分析機能も1つのツールで利用したい
- 管理者は5名までの中小企業
- 多変量テストや電話サポートは利用する予定がない
- 多変量テストなどより詳細なテストツールが欲しい
- 5名以上の管理者でMailChimpの管理をしたい
- 顧客リストが数万件を超える
- メールやチャットだけではなく電話でのサポート(英語)を受けたい
まとめ
今回はMailChimpの料金について解説をしました。
上位プランほど機能が充実していて良いものだというイメージがありますが、顧客リストの数と必要な機能面を精査することで適切な料金で利用できます。
マーケティング機能のみを求めるならStandardプランが適切ですし、詳細な分析機能を求めるならStandardプランが良いでしょう。
管理者の数を増やしたい、英語でコミュニケーションが取れてサポートの充実を求めるならPremiumプランがおすすめです。
自社に必要な機能が分からない場合はまずはFreeプランを利用し、「ここが足りない、もっとこんな機能をつけたい」など洗い出しをしてからアップグレードを行ってください。
途中でプラン変更ができるので、最初から上位プランに加入するのではなく必要最低限の機能を備えたプランに加入して様子を見ると無駄なくメールマーケティングができます。
簡単操作でユーザーへ効果的なメールでのPRができるMailChimpから予算に応じたプランを選び、売り上げ向上に役立ててください。
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