ステップメールの運用はMailChimp(メールチンプ)がおすすめ!メールの効果を高める3つのコツ

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ビジネスオーナーラボ 編集部

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。

「ステップメールを利用するメリットって何なの?」
「ステップメールを成功させるためには何に気をつけたらいいの?」

マーケティングツールとしてステップメールの導入を検討している人の中には、ステップメールの活用方法について詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。

実は、ステップメールを上手く機能させるためには、いくつかのポイントを踏まえなければ、逆効果を招く恐れがあるのです!

本記事では、ステップメールを導入するメリットや運用のコツ、運用時の注意点を紹介します。

最後に、ステップメールの作成サービスであるMailChimp(メールチンプ)についても軽く触れるので、この記事を読めば、ステップメールを有効活用できるようになりますよ!

1.ステップメールとは

ステップメールとは

ステップメールとは、特定の商品やサービスに対して行動を起こしたユーザーに、自動でメールを送信するサービスのことです。

たとえば、無料会員登録などを行ったユーザーに対して、新商品の案内などの情報を定期的に自動で届けることができます。

ステップメールを利用することで、新規会員が増えるたびに、わざわざ自分からその都度メールを送る必要がなくなるため、業務効率の向上やメール送信の漏れ防止が可能です。

なお、似た言葉にメールマガジン(メルマガ)がありますが、ユーザーへのアプローチ方法が異なります。

ステップメールは、ユーザーが求める情報を適切なタイミングで送信するのに対し、メルマガはユーザーの状況を問わず、運営者側が届けたい情報を発信する手法です。

つまり、ステップメールはユーザー視点、メルマガは運営者視点のマーケティング手法といえます。

顧客満足度の向上を図るのにおすすめの手法なので、この機会に前向きに導入を検討してみましょう!

2.ステップメールの3つのメリット

ステップメールの3つのメリット

ステップメールを導入するメリットを紹介します。

今回紹介するメリットは以下の3つです。

  1. 見込み客に情報を提供できる
  2. 見込み客との接点ができる
  3. 好きなタイミングで情報を届けられる

順に紹介するので、ステップメールにはどのような効果があるのかチェックしておきましょう!

(1)見込み客に情報を提供できる

見込み客に情報を提供できる

ステップメールを利用することで、見込み客に質の高い情報を提供できます。

有名ブランドや知名度の高い商品であれば、特に情報収集をすることなく購入する層は一定数いますが、初めて知った商品や新商品などは、他の商品と比較するなどしてある程度情報を集めてから購入するのが一般的です。

ステップメールは、商品やサービスに対して知識は持っていないけれど興味を抱いている人に対して、有益な情報を発信することができるので、購買意欲を高める効果があります。

たとえば、買取サービスを実施している会社が、買取を依頼するか分からないがとりあえず会員登録をした見込み客に対して、会員登録直後に「会員登録日から10日間、20%アップの買取強化キャンペーンを実施しています」などという旨のメールを送ることで、買取依頼の意欲を高めることが可能です。

見込み客が顧客になるような情報を提供できるので、顧客獲得のための手法として効果的といえます。

ステップメールを利用して、顧客獲得を目指してOne to Oneの情報を届けましょう!

(2)見込み客との接点ができる

見込み客との接点ができる

見込み客との接点ができる点も大きなメリットです。

いくら良い商品やサービスを用意しても、アピールする相手がいなければ意味がありません。

売る側が商品やサービスをPRするためには、広告費など多額のコストが発生してしまい、アピールしても一部の人にしか刺さらないため、費用対効果は低いといえます。

その点、ステップメールは、自社の商品やサービスに少なからず興味を持っている人に情報を届けることができるので、効率良く見込み客を囲い込むことが可能です。

顧客を増やすためには、見込み客に商品やサービスをアピールする必要があるので、将来の顧客の確保のための有効な手段といえるでしょう。

(3)好きなタイミングで情報を届けられる

好きなタイミングで情報を届けられる

ステップメールは、設定することで好きなタイミングで情報を届けられます。

たとえば、会員登録時や新商品の発売時など、ユーザーが欲しいと思ったタイミングで最適な情報を提供することが可能です。

ユーザーが求めているタイミングで最適な情報を届ければ、その情報がユーザーにとって何倍も魅力的に映るため、ユーザーからの信頼を得やすくなり、良好な関係を築くことができます。

将来に渡って自社の商品やサービスを利用してもらうには、ブランド力をつけることが重要なので、消費者との接点は大切にしましょう!

3.ステップメールを成功させるための3つのコツ

ステップメールを成功させるための3つのコツ

ステップメールを成功させるためのポイントを紹介します。

今回紹介するステップメール運用のコツは以下の3つです。

  1. 達成目標を明確にする
  2. ターゲットを明確にする
  3. シナリオを決める

順に紹介するので、これらのポイントを押さえて、ステップメールを効果的に活用しましょう!

(1)達成目標を明確にする

達成目標を明確にする

ステップメールを活用するときは、達成目標を明確にしましょう。

たとえば、新商品をアピールするメール内容の場合、「10%のコンバージョン率を目指す」などのように目標を決めます。

目標を決めることで、ステップメールの送信頻度やタイミング、ターゲット層など、どのように取り組めば良いのか見えてくるようになるのです。

目標を決めずに、闇雲にメールだけを送信していても、目的を立ててしっかり対策しなければ、効果は期待できません。

目標を数値化すれば進捗度や達成度が見えるようになり、モチベーション向上などのメリットもあるので、目的意識を持ってステップメールを利用してください。

(2)ターゲットを明確にする

ターゲットを明確にする

ステップメールを送るターゲットを明確にすることも重要です。

見込み客や顧客など、情報を届ける相手を細かく分けることで、効率良く商品やサービスをアピールすることができます。

商品やサービスは、人によって必要性や重要性、緊急性などが異なるため、全ての人に同じ内容のメールを送るのではなく、ユーザーの区分ごとに適切な情報を届けなければなりません。

メールを送るときは、本当に必要としている人に対して有益な情報を届けましょう!

(3)シナリオを決める

シナリオを決める

シナリオを決めて計画的にメールを送ることがポイントです。

目標達成のために、一貫性のあるメール内容にする必要があります。

たとえば、以下のようなシナリオに沿ってメールを配信すると効果的です。

メール内容例

    1. 会員登録直後に、その人におすすめの商品の情報を届ける
    2. 商品やサービスの購入直後に、基本的な使い方やQ&Aをまとめた情報を届ける
    3. 過去に1度商品やサービスを利用した人に、お得なセール品の情報を届ける
    4. 過去に2回以上商品やサービスを利用した人に、定期的に新商品の情報を届ける

見込み客から顧客に育成しつつ、顧客のフォローを行うことで、顧客満足度を高めることができます。

ステップメールを上手く活用することで、効果的にマーケティングを行えるので、しっかり計画を立てて顧客を確保しましょう!

4.ステップメールを作成する際の3つの注意点

ステップメールを作成する際の3つの注意点

ステップメールを作成するときの注意点を紹介します。

特に気をつけるべきポイントは以下の3つです。

  1. 商品の売り込みに執着しすぎない
  2. メールの頻度を抑える
  3. 届ける情報を絞る

順に紹介するので、これらのポイントに注意してステップメールを活用しましょう!

(1)商品の売り込みに執着しすぎない

商品の売り込みに執着しすぎない

商品の売り込みに執着しすぎないのがポイントです。

目先の利益に囚われて、あまりにも商品やサービスを押し売りすると、顧客離れにつながり、将来の利益が0になる可能性があります。

ステップメールを上手く活用するためには、一方的に、企業側が売りたい商品やサービスをアピールするのではなく、ユーザーが求めている商品やサービスに関する情報を届けることが重要です。

良好な関係を築くことで、顧客生涯価値(一人の顧客が企業にどれだけの利益をもたらすかを示した指標)も向上するので、目先の利益を優先するのではなく、将来の利益を優先しましょう。

なお、短期的に商品やサービスを売り込みたい場合は、メルマガを利用してみてください!

(2)メールの頻度を抑える

メールの頻度を抑える

有益な情報を届けることは大切ですが、メールの頻度は考慮する必要があります。

キャンペーンなど消費者にとって有益な情報だったとしても、毎日のようにメールを送信していてば、迷惑メール(スパムメール)として捉えられる可能性が高いです。

何度も同じような内容のメールが頻繁にくれば、ユーザーの立場からすると迷惑に感じる人も少なくないでしょう。

メールを受け取る人のことも考えて、多くても1週間に1度など、必要以上にメールを配信しないことが無難です。

(3)届ける情報を絞る

届ける情報を絞る

消費者に正確に情報を伝えるために、届けたい情報は絞りましょう。

企業側が消費者側に届けたい情報は多いかもしれませんが、メール1通の内容の情報が多すぎると、受け手はどこを読んで良いか分からず、最後まで読むことを放棄する可能性が高いです。

情報を1通のメールに詰め込み過ぎると、本当に届けたい情報が消費者に届かない場合があるので、1通のメールで届ける情報は1つにしておくことをおすすめします。

届ける情報を1つに絞って、印象に残りやすく読みやすい内容にしましょう!

5.ステップメールはMailChimpで作成できる

ステップメールはMailChimpで作成できる

ステップメールを作成するときは、MailChimpというサービスを使うことをおすすめします。

MailChimpとは、アメリカのMailChimp社が運営するメール配信ツールで、世界で1,300万社以上が利用している有名なサービスです。

直感的な操作方法なので初心者にも易しく、無料プランがあるので、お試し感覚で導入することができます。

有料プランもリーズナブルで、低コストでステップメールを運用することが可能です。

世界中で人気のサービスなので、どのサービスでステップメールを運用するか決めていない人は、試しに使ってみてはいかがでしょうか。

なお、以下の記事でMailChimpについて具体的に紹介しているので、あわせてご覧ください!

まとめ

ステップメールは、顧客との良好な関係を作るのに効果的です。

今回紹介したステップメールを運用するコツや注意点を参考にして、効率的にマーケティングを行いましょう!

MailChimpを利用すれば、簡単にステップメールを運用できるので、よかったら試しに使ってみてください。

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