ステップメールの作り方とは?シナリオ作成から配信まで完全解説!

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ビジネスオーナーラボ 編集部

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。

「ステップメールを活用して新たな顧客を獲得したい」

「でも具体的なステップメールの作り方は分からない…」

このようにステップメールの作り方について悩んでいませんか?

しかし、ポイントさえ押さえれば、誰でもステップメールを効果的に活用することができるんです。

今回はステップメールの作り方を 詳しく解説します。

この記事を読んで、ステップメールを効果的に活用できるようになりましょう。

1.ステップメールとは?

ステップメールとは、見込み顧客に対して、作成しておいた複数のメールを事前に設定したスケジュールに沿って自動で配信するメールマーケティングの一種です。

メールマーケティングの代表的な例として、メルマガもあります。

メルマガは登録者に対して情報を一斉配信する方法であるのに対し、ステップメールはシナリオに基づき、顧客に対して段階的にメールを送信する方法です。

事前に決められたシナリオに改善を加えていくという意味で、ステップメールでは戦略に基づいたよりストーリー性のあるマーケティングが可能になります。

2.ステップメールの作り方

ステップメールの作り方は、大きく分けて4つの段階に分かれます。

ステップメールの作り方

・ターゲットとゴールの設定
・シナリオの作成
・メールの作成
・配信の設定

ここからはそれぞれの段階を詳しく解説します。

(1)ターゲットとゴールの設定

まずはじめに、ターゲットとゴールを設定しましょう。

「どのような顧客に、どのような行動を促すのか」を明確にすることで、その後のシナリオやメールの作成がスムーズになります。

例えば「子育て世代に、ファミリー向けの家具を」という場合と、「高齢層に、高級仕様の家具を」という場合であれば、メールの内容は大きく変わってきます。

このように、ターゲットを想定したゴール設定を行うことが、成果の出るステップメールのコツです。

(2)シナリオの作成

ターゲットとゴールを設定したら、次はシナリオを作成します。

ゴールから逆算し、メールの数や送信の頻度、各メールの内容を考えましょう。

イベント参加をゴールとした例でシナリオを作成した場合、以下のようなシナリオとなります。

シナリオ例

1通目(見込み顧客のアクション直後):お礼メール
2通目(1日後):製品やサービスの紹介
3通目(3日後):製品やサービスの導入事例
4通目(4日後):Q&A/利用者の感想・体験談の紹介
5通目(5日後):イベント案内

このように、メールのターゲット・ゴールに基づいて、メールの数・タイミング・内容についての計画を立てましょう。

(3)メールの作成

シナリオができたら、メール本文を作成します。

基本的な作成要領はメルマガと同様ですが、さらにターゲットやステップ、ゴールを考慮すると、より効果的なメールになります。

押さえるべきポイントとしては、

ポイント

・短く簡潔な文章
・1メールにつき1コンテンツ
・顧客が得られるメリットをアピールし、次につなげる
・適宜画像を加えてビジュアルでもわかりやすくする

これらのポイントを押さえつつ、言葉選びやデザインを工夫し、読みやすいメールを心がけましょう。

(4)配信の設定

メールを作成したら、最後にメール配信の設定を行います。

シナリオで決めたスケジュールをもとに、配信のタイミングを設定します。

配信の際は、配信ツールの利用がおすすめです。

配信ツールには、無料のものから有料のものまで多数あるので、ニーズに応じて選びましょう。

詳しくは後ほど「おすすめ!ステップメール配信ツール」でご紹介します。

3.ステップメールの効果を上げるポイント

   

ステップメールはいくつかのポイントを押さえることで、さらに効果を上げることができます。

ここでは主な重要なポイントとして、効果検証とスケジュールの検証の2点を紹介します。

(1)効果検証をする:開封率、リンクのクリック率、商品の閲覧数

効果的なステップメールには、効果検証を繰り返し配信の内容やタイミングを修正することが必要不可欠です。

効果検証の指標例としては、以下のものが挙げられます。

指標例

・開封率
・クリック率
・成約率
・配信タイトル
・CV数
・CV率

ステップメールは、初期設定だけでは十分ではありません。

シナリオの長さに応じて、1サイクルが終わるたびに過去のサイクルのデータと比較するなどで、各数値が向上しているかどうか確かめましょう。

これらの効果検証を踏まえて、シナリオやメールの内容の改善を継続することが、ステップメールの成功につながります。

(2)スケジュールの検証:頻度、時間、曜日

スケジュールの検証は、ステップメールの効果を高めるのに特に重要なポイントです。

ターゲットによって、適切な配信の頻度や時間、曜日は異なります。

例えば、平日日中に働いている人の場合、週末よりも平日の方がメールの開封率が高く、昼や夜よりも朝に開封率が高くなる傾向があります。

あなたの会社だけではなく、他の会社もメールマーケティングを行う現代で、大事なメールが埋もれないために、配信時間の最適化を行うことは重要なのです。

効果検証の結果とターゲットのライフスタイルをもとに、配信のタイミングを調節しましょう。

4.おすすめ!ステップメール配信ツール

ここではステップメールの配信におすすめのツールとして、以下の4つを紹介します。

おすすめツール

・Mailchimp
・配配メール
・お名前.com メールマーケティング
・オレンジメール

(1)Mailchimp

世界でも人気の高いメール配信システム。

使いやすい編集機能・レポート機能が特徴で、コストパフォーマンスはメール配信システムの中でもトップレベル!

月額料金は0円から。

(2)配配メール

必要な機能に特化したシンプルなサービスが特徴。

配信したメールがスパム判定されない、確実な配信システムや、手厚いアフターフォローによって、安心安全なメールマーケティングが可能に!

月額料金は配信先のメールアドレスの登録件数に応じて変動。

(3)お名前.com メールマーケティング

高性能配信エンジンによるサービスを初期費用・追加料金なし、配信数無制限で利用可能!

さらに年中無休のサポート体制も完備。

月額料金は980円から。

(4)オレンジメール

簡単で使いやすいメール配信システム。

半年間の無料プラン、30日間の有料プランのお試しによって、ぴったりのプランが確実に見つかる!

月額料金は2,480円から。

まとめ

今回はステップメールの作り方や、効果を高めるポイントについて解説しました。

ステップメールを作るためには、配信ツールを利用して画像も適宜使いながら見やすいメールを作ることが重要です。

また、作っただけではなく、配信後の効果検証を繰り返し、より1シナリオの効果を高める行動をとることで、更なる効果を見込むことができます。

ステップメールをうまく活用して、新たな顧客を獲得しマーケティングの効果を向上させましょう!

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