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「SEO対策は何から始めたらいいの?」
「初心者でも簡単にできるSEO対策って何があるの?」
Webサイトの運営を始めたが、一体どのようなSEO対策をすればよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
SEO対策と聞くとパソコンに詳しい人しかできないように感じるかもしれませんが、実は昨日今日パソコンを始めたばかりの人でも効果的なSEO対策ができるのです!
本記事では、SEO対策の流れやパソコン初心者でも簡単にできるSEO対策、SEO対策で失敗しないコツを紹介します。
この記事を読めば、パソコン初心者が実施したとは思えないほど効果的なSEO対策ができますよ!
なお、SEOの詳細やSEO対策のメリット・デメリットについて以下の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。
1.SEO対策の5ステップ!
SEO対策の流れについて紹介します。
SEO対策の主な流れは以下の通りです。
順に紹介するので、SEO対策の流れを頭に入れておきましょう!
(1)SEO対策用のツールを導入する
SEO対策をするためにはツールを導入する必要があります。
SEO対策をする上でおすすめのツールは以下の3つです。
- Google Search Console(Googleサーチコンソール)
- Googleアナリティクス
- 検索順位チェックツール
これらのツールを導入したからといって検索順位が上がるわけではありませんが、SEO対策の必須ツールです。
Google Search ConsoleとGoogleアナリティクスはGoogleの無料サービスで、これらのツールを使えば、Webページにアクセス前と後のユーザーの動きを確認することができます。
また、GRCやAhrefs(エイチレフス)などの検索チェックツールを活用すれば、キーワードごとのWebページの表示順位を調べることができるので、Googleからどのような評価を受けているのか把握することが可能です。
資金に余裕がない人や試しに利用してみたい人は、無料のサービスを利用してみましょう!
なお、各ツールの詳細に関しては以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
(2)Webサイトのテーマを決める
次に、Webサイトのテーマを明確にします。
SEO対策ではユーザビリティ(使い勝手)の向上が求められるので、ユーザーが使いやすいようにWebサイトのテーマを絞った方がよいです。
Webサイトの中にはテーマを絞らず、幅広いジャンルを取り扱っているメディアもありますが、初心者がSEO対策をしながら運営するにはハードルが高いので、1つのテーマに絞りましょう。
たとえば、以下のようなテーマに絞るとWebサイトの運営やコンテンツの作成が楽になりますよ。
- 筋トレのメニューやコツを紹介するメディア
- プロ野球の情報を発信するメディア
- ギターの譜面や機材を紹介するメディア
自身のWebサイトで何を発信したいのかを明確にすると、自ずとテーマを絞ることができますよ!
ただし、コンテンツにできるネタが尽きないように範囲を狭めすぎないようにしましょう。
(3)ターゲット層を決める
Webサイトで誰に情報を発信するのかターゲット層を決めましょう。
ターゲットが決まっていなければ、コンテンツが増えるに連れ情報に関連性がなくなり、ユーザビリティが低下する可能性があります。
たとえば、Webサイトのテーマが筋トレであれば、20~30代の女性を対象にするのか、50~60代の男性を対象にするのかでコンテンツの内容が変わり、コンテンツが混ざっているとユーザーは欲しい情報を見つけにくくなりますよね。
そのため、若年層の女性向けの筋トレ情報を発信するなど、ターゲット層を明確にしてWebサイト内の情報がまとまりやすくしましょう。
(4)ニーズに沿ったコンテンツを作る
コンテンツを作るときは、ユーザーのニーズに合わせたものにします。
ユーザビリティ向上のためにはユーザーの満足度を高める必要があり、そのためにはユーザーが求めている情報を提供することが重要です。
コンテンツ量を増やすことは重要ですが、闇雲にコンテンツを増やしてもユーザーのニーズに関連性の低いものであれば効果は薄いでしょう。
いかにユーザーのニーズに関連性の高いコンテンツを増やせるかがSEO対策のポイントです。
キーワードの検索ボリュームや検索クエリを確認して、ユーザーのニーズを把握しましょう!
なお、ニーズに沿ったコンテンツでも、ある程度のライティングスキルは必要です。
以下の記事で、SEO対策に有効なライティングの方法を紹介しているので、あわせてご覧ください。
(5)内部施策を行う
最後に内部施策を行います。
内部施策とは、クロールやインデックスによって、Googleから高い評価をしてもらうための取り組みです。
クロールとは自分のWebページに、インターネット上の情報を集めるクローラーと言われるプログラムが訪れることで、インデックスはクローラーがGoogleに情報を登録することを言います。
クローラーが自分のWebページにアクセスし、正確にインデックスしてもらうためには、以下のような内部施策を行う必要があるのです。
- 内部リンクの設置
- 低品質ページの削除
- ページの表示速度の改善
内部施策は取り組むほどSEO対策効果が期待できるので、面倒臭く感じるかもしれませんが忘れずに対策を行いましょう!
2.初心者におすすめのSEO対策10選
初心者向けのSEO対策を紹介します。
今回紹介する初心者におすすめのSEO対策は以下の10個です。
- ページタイトルにキーワードを含める
- 見出しタグを正しく使う
- メタディスクリプションを記入する
- 内部リンクを設置する
- キーワードを満遍なく設置する
- 被リンク数を調査する
- ページの表示スピードを調べる
- 低品質ページをインデックスから除外する
- SNSで拡散する
- スマホ対応のサイトにする
順に紹介するので、どのようなSEO対策があるのかチェックしてみてください!
(1)ページタイトルにキーワードを含める
ページタイトルに検索キーワードを含めるのはSEO対策の基本の1つです。
キーワードはなるべくタイトルの前半部に入れて、ユーザー目線のベネフィット(利益や恩恵)を入れましょう。
ユーザーは検索キーワードに着目しているはずなので、タイトルの前半部にキーワードを入れることで、ユーザーの気を引きつけることが可能です。
また、ベネフィットを入れることで、ユーザーに「このWebページを読むと良いことがありますよ!」とアピールすることができます。
タイトルにキーワードを入れるだけでアクセス数の増加が期待でき、検索上位に表示されることもあるので、必ずタイトルにキーワードを含めましょう!
なお、タイトルは35文字程度に抑えるのがよいとされているので、あまりにも長くなりすぎないように注意してください。
以下の記事でSEO対策に有効なキーワードの選び方を紹介しているので、あわせてご覧ください。
(2)見出しタグを正しく使う
見出しタグを正しく使いましょう。
見出しタグを使うことで、ユーザーやGoogleがWebページ内の構造を把握しやすくなります。
見出しタグを使うときは以下のルールに気をつけてください。
- h1タグは1ページに1つ
- 数字の順に沿って使う(h1、h2、h3、h4)
- 見出しタグにもなるべく検索キーワードを入れる
- 中見出し、小見出しは同じ内容のもので揃える
中見出しや小見出しでhxタグを使うときは、h2タグの次にh4タグが来ることがないように数字を順番に使ってください。
また、h3タグやh4タグで内容をまとめる場合は、以下のように関連性がある内容にしましょう。
h2.痩せるためのおすすめの運動
- h3.ジョギング
- h3.筋トレ
- h4.スクワット
- h4.腹筋
- h4.クランチ
見出しタグを使い分けて、コンテンツ内の情報にメリハリをつけましょう!
(3)メタディスクリプションを記入する
メタディスクリプションを忘れずに記入しましょう。
メタディスクリプションとはページの説明文のようなもので、検索結果のタイトルの下に表示される文章のことです。
一般的には、ユーザーは検索後メタディスクリプションを読んでWebページにアクセスするか決めるので、アクセス数増加のために重要な取り組みと言えます。
メタディスクリプションの目安となる文字数は80~120文字で、タイトル同様にキーワードは前半部分に入れるのが効果的です。
文字数が範囲内でもWebページの説明になっていない場合はSEOの評価が下がるので、文字数の範囲内でWebページがどのような内容か分かるように説明しましょう。
(4)内部リンクを設置する
内部施策の中でも特に重要なのが、内部リンクを設置することです。
内部リンクを設置することで、以下のようなメリットがあります。
- Webサイト内のクロールを促せる
- ユーザーが求める情報にたどり着きやすくなる
- 関連性のあるコンテンツに誘導できる
内部リンクによって、アクセスユーザーのWebサイト内の滞在時間を延ばすことが可能になり、インデックスされる情報を増やすことができます。
内部リンクを設置するときは、リンク先のページ内容が分かるようにテキストリンクにしておきましょう。
毎回同じパターンのテキストを使用すれば定型文と認識される可能性が高いので、言い回しを変えるなど文章を工夫してくださいね!
(5)キーワードを満遍なく設置する
検索キーワードはタイトルやメタディスクリプションだけでなく、本文全体に満遍なく使用してください。
キーワードの出現数もSEOに影響すると言われており、バランスよくキーワードを使う必要があります。
ただし、キーワードを多く含めればよいわけではなく、キーワードが自然な形で挿入されていることが重要です。
不自然なキーワードの挿入を避けるために、見出しタグごとに1~2回使うことを目安にしましょう!
(6)被リンク数を調査する
主体的なSEO対策が目立ちますが、外部施策の1つである獲得被リンク数の調査も重要です。
被リンク数とは外部のWebサイトに貼られた自分のWebサイトへのリンクのことで、被リンクの獲得は外部サイトから認められたことを意味するため、Googleからの評価が高くなります。
従来は被リンク数の量がSEO対策において有効とされていましたが、現在は自分のWebサイトに関連性のある外部サイトや月間PV数が多くユーザビリティが高いWebサイトからの良質な被リンクの獲得が重要視されているのです。
一方で、低品質サイトからの被リンクはSEOにおいてマイナスな要因になる場合があるので、不審なリンクを見つけ削除することが求められます。
良質な被リンクを直接自分の力で獲得することは難しいですが、悪質な被リンクは自分で対処することが可能です。
したがって、被リンク調査ツールを使って低品質の被リンクがないか確かめましょう!
なお、外部リンクの調査方法は以下の通りです。
- Google Search Consoleのページを開く
- 「検索トラフィック」→「サイトへのリンク」をクリック
- 「自サイト内のページにリンクしているドメイン」「他のドメインからリンクされているページ」を確認
「自サイト内のページにリンクしているドメイン」は1,000件、「他のドメインからリンクされているページ」は200件まで表示されるので、品質の悪いリンクがあれば見つけ次第削除しましょう!
(7)ページの表示スピードを調べる
ユーザビリティ向上のために、ページの表示スピードの改善が求められます。
Webページにアクセスしてもなかなか画面が表示されないことは、ユーザーにとって大きなストレスです。
ユーザーが速やかに欲しい情報にたどり着けることがユーザビリティ向上において重要と言えるので、自分のWebサイトのページの表示速度がどのくらいなのかチェックしておきましょう。
Webページの表示速度は、Googleが提供しているサービスのPageSpeed Insightsで確認することができます。
Webページの表示速度を上げるには、以下の2つが有効です。
- WordPressを使っている場合はプラグインを使う
- レンタルサーバーをアップグレードする
WordPressを使っている人は、プラグインを使うのが手っ取り早いです。
特に、ページ内容を保存して読み込み時間を短くする「WP Fastest Cache」と画像を圧縮する「Smush Image Compression and Optimization」がおすすめなので、試しに使ってみてください。
GoogleもWebページの読み込み時間の縮小を推奨しているので、Webページの表示速度を速めてSEOの評価を高めましょう!
(8)低品質ページをインデックスから除外する
低品質ページをインデックスから削除しておくことをおすすめします。
低品質ページとは他のページに比べて情報量が少なく、ユーザーにとって必要性が低いページのことです。
低品質ページがインデックスされると、ユーザビリティが低下しWebサイト全体の評価が下がってしまいます。
全てのページの品質を高めることが一番ですが、申し込みフォームなどコンテンツには含まれないページや、サイトマップなど文字数が300字未満の情報量が少ないページはどのWebサイトにもあるものです。
以下のGoogleが低品質コンテンツと判断する基準に該当するページはインデックスから除外しておきましょう。
- サイトマップなどの誘導ページ
- 情報量が少ないアフィリエイトページ
- 無断複製されたコンテンツ
- 自動生成されたコンテンツ
低品質ページをインデックスから除外するには、noindex処理をしましょう。
以下のタグをページの <head>
セクションに挿入する
<meta name="robots" content="noindex">
(9)SNSで拡散する
被リンク数を増やすために、SNSを使ってWebコンテンツを拡散しましょう。
SNSで拡散することで、多くのユーザーにWebコンテンツが共有されます。
Webページへの参照リンクが拡散されると、外部リンクを獲得できるのでSEO効果が高いです。
ユーザー数の多いFacebookやTwitterなどで、コンテンツを追加するたびに小まめにSNSで投稿しましょう!
(10)スマホ対応のサイトにする
パソコンよりもスマホユーザーの方が多いので、スマホに対応したWebサイトにするのが基本です。
スマホに対応していなければ、段落がずれて文字や画像が見づらくなりユーザビリティが低下します。
Webサイトがスマホに対応しているかどうか確認するためには、Googleが推奨しているモバイルフレンドリーテストを利用しましょう。
実際にスマホでどのように表示されているのか、コンテンツを公開する前に自分の端末で確認しておくとスマホ対応の設定ミスを防げますよ!
3.SEO対策で失敗しない3つのコツ
SEO対策で失敗しないためのコツを紹介します。
特に注意すべきポイントは以下の3つです。
順に紹介するので、SEO対策の参考にしてください。
(1)URLを正規化する
SEO対策で失敗しないためには、URLを正規化しておきましょう。
複数のURLで同じWebページが表示されることがあり、その場合Googleは同一ページでも異なるページとしてインデックスしてしまいます。
そのため、同じコンテンツにアクセスが集中しているにもかかわらず、URLごとにアクセス数が分かれてしまい、評価が分散してしまうのです。
評価が分散されるとWebページの評価が低下し、検索順位に影響します。
URLの違いにより順位が下がらないようにするため、URLの正規化によってURLを統一しなければなりません。
URLの正規化は以下の方法で行えます。
以下のcanonical属性タグをWebページのheadタグ内に挿入する
<link rel=”canonical” href=”正規ページURL”>
canonical属性タグを利用することで、指定したページのみを正規ページとしてインデックスしてもらうことができます。
Googleに正確にインデックスしてもらうために、URLの入力を間違えないようにしましょう!
(2)上位表示されやすいキーワードを選ぶ
コンテンツに含めるキーワードは、上位表示されやすいものを1つ選びましょう。
初心者はキーワード検索になるべく多くひっかかるようにキーワードを複数設定しがちですが、キーワードの数が増えるとその分テーマがぶれてしまい、コンテンツの質が下がってしまいます。
もし、複数のキーワードでWebページの上位表示を狙う場合は、キーワードごとにWebページを作成しましょう。
ただし、「地球温暖化」などシンプルなキーワードは競合が多いので、SEO対策をしたからといって上位表示されやすいとは限りません。
キーワードを設定するときは、以下のように2~3語の複合キーワードを使うことをおすすめします。
「地球温暖化」などのビッグキーワードで勝負するのではなく、「地球温暖化 影響」「地球温暖化 問題」などニーズに合わせて複合キーワードで細かくを設定する
「地球温暖化」などビッグキーワードで作成したWebページへの内部リンクを貼ってWebサイト内を流動的にすると、Googleから専門的なページと認識されやすくなります。
専門的なページと認識されれば上位表示されやすくなるので、上位表示されやすい複合キーワードを複数設定してコンテンツを作成しましょう!
(3)評価が高いコンテンツを分析する
効果的にSEO対策をするのであれば、すでに上位表示されているコンテンツを分析しましょう。
キーワード検索をして上位に表示されているWebページは、Googleから高い評価を受けていると言えるので、評価が高いWebページの傾向をチェックしてください。
以下のような項目を自分のWebページの参考にするとよいでしょう。
- 文字量
- 検索キーワードに対する結論
- 段落の構成
文字量は、最低限どのくらいのボリュームにすれば上位表示されるかの目安になり、結論は検索ユーザーのニーズを把握することができます。
キーワード検索をしたユーザーのニーズと目安となる文字量を明確にした上で、Webページ全体の構成を考えてください。
競合コンテンツを分析すれば検索順位を上げるヒントになるので、検索順位が下位のコンテンツと比較して、ユーザーを満足させられるコンテンツ作りを目指しましょう!
まとめ
SEO対策はパソコン初心者でも実施することができます。
専用のツールを導入しテーマやターゲットを決めて、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを作るのが基本的な流れです。
SEO対策をするときは、今回紹介した初心者におすすめの10個の対策に取り組んでみてください。
また、URLの正規化やキーワード選定、競合Webページの分析をすることで、SEO対策効果を高めることができます。
慣れない間は大変かもしれませんが、作業を繰り返す内に慣れてくるので、諦めずにSEO対策をしましょう!
なお、自分でSEO対策が難しい人はコンサルタント会社のサポートを受けることをおすすめします。
以下の記事にSEOのコンサルタント会社の選び方について紹介しているので、あわせてご覧ください。
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