おすすめの無料SEOツール10選!ツール選びの3つのポイント

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ビジネスオーナーラボ 編集部

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。

「SEO対策に有効なツールにはどのようなものがあるの?」
「SEOツールを使うときにどこに気をつければいいの?」

SEO対策をするために、どのようなツールを使えばよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

SEOツールにはさまざまな種類がありますが、実はどのツールでも有効というわけではなく人によってSEOツールを選ぶときのポイントがあるのです!

本記事では、SEO対策に有効なツールやツール選びのポイントを紹介します。

この記事を読めば、自分にぴったりのSEOツールを導入できるようになりますよ!

なお、SEOの目的やメリットについて紹介しているので、SEOの知識を補完したい場合はあわせてご覧ください。

SEOの意味と目的とは?SEO対策の4つメリットと7つの基本対策!

2021.07.05

 1.サイト全体分析ツール10選

サイト全体分析ツール10選

Webサイト全体を分析するためのSEOツールを目的別に紹介します。

主な目的別のSEOツールは以下の5つです。

  1. SEO分析ツール
  2. 検索順位チェックツール
  3. キーワードチェックツール
  4. 被リンクチェックツール
  5. 内部施策診断ツール

それぞれ順に紹介するので、どのようなSEOツールがあるのか頭に入れておきましょう!

なお、SEO対策の効果をチェックする方法を以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。

SEO対策でチェックすべき項目とは?SEOツール選びの3つのコツ

2021.07.05

(1)SEO分析ツール

SEO分析ツール

SEO分析ツールは、主にアクセスユーザーの行動を把握するためのツールです。

Webサイトにアクセスしたユーザーがどのページにどのくらい滞在しているのか、どのコンテンツに集中しているのかなどを把握することができます。

特におすすめのSEO分析ツールは以下の2つです。

  1. Google サーチコンソール
  2. Google アナリティクス

SEO分析ツールは必須なので、できれば全て導入しておきましょう。

それでは、順に紹介します。

#1:Google サーチコンソール

Google サーチコンソール

参照:https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

Google サーチコンソールGoogleが無償で提供しているサービスで、SEO分析ツールで必須のツールです。

Google サーチコンソールには主に4つの特徴があります。

特徴 メリット
アクセスユーザー関連の情報を得られる
  • 訪問者数や訪問時間帯が分かる
  • 検査結果からの流入数が分かる
  • 検索クエリに対する掲載順位が測定できる
  • クリック率が分かる
Googleのインデックスに登録できる
  • Webサイトのクロール方法を指定できる
  • サイトマップや個別のURLを送信できる
Webサイトに異常が発生したときすぐに修正できる Webサイトに問題が発生したとき、問題内容を通知してくれる
Google検索結果画面の確認ができる 検索結果に関する詳細情報を入手できる

Google サーチコンソールを使うことで、どこからどのように流入してきたのかなどのアクセスユーザーの情報を得ることができます。

アクセス数増加を図るために重要な情報なので、必ず導入しておきましょう!

#2:Google アナリティクス

Google アナリティクス

参照:https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/

Google アナリティクスは、アクセスユーザーの動向を確認することができるツールです。

有料版もありますが、基本的には無料で使えます。

Google アナリティクスを導入することで以下のようなメリットがあります。

特徴 メリット
アクセスユーザーのサイト内の動向が分かる
  • どのようにサイトを見つけたのか分かる
  • サイト内でどのような行動をとったのか分かる
リアルタイム分析ができる
  • アクセスしているユーザーの動きがリアルタイムで分かる
  • アクセスしている様子が見えるのでモチベーションが上がる
コンバージョン設定ができる 実際にWebサイトでどのくらい成果を上げられたのか計測できる

アクセスユーザーの行動を追跡すること(トラッキング)はユーザビリティの向上を目指す上で重要です。

ユーザーの動きを視覚化することができるので、SEO対策には必須のツールと言えます。

(2)検索順位チェックツール

検索順位チェックツール

検索順位チェックツールを使えば、自分のWebページが検索サイトで何位に表示されるのか把握することができます。

おすすめの検索順位チェックツールは以下の3つです。

  1. GRC
  2. SEOチェキ!
  3. Serposcope

SEO対策効果を確認するために有効なので、1つは導入しておきましょう。

それでは、順に紹介します。

#1:GRC

GRC

参照:https://seopro.jp/grc/

GRC検索キーワードの順位変化をグラフで視覚化することができるツールです。

特徴 メリット
順位変化を視覚化できる
  • 直近だけでなく過去の順位変化をカラー矢印で表示できるから分かりやすい
  • 順位が変化した部分や変化の大きさなど項目ごとにデータを並べ替えられる
順位を記録できる
  • 日々の順位変動を記録できる
  • グループ機能やメモ機能など多彩な機能で管理できる
競合サイトの順位を確認できる 検索結果上位100歳との順位を記録できる

ボタン一発であっという間に順位を検索してくれるので、ストレスフリーに使うことができます。

大量のデータの中から求める情報だけを抜き出して検索することができるので、パソコン初心者におすすめのツールです!

#2:SEOチェキ!

SEOチェキ!

参照:https://seocheki.net/

SEOチェキ!GoogleとYahoo!の検索順位を調べることができるSEOツールです。

特徴 メリット
入力方法がシンプル キーワードを3つ入力するだけで操作性が簡単
機能が豊富
  • サイトのSEOチェックやキーワード出現頻度など幅広い項目で分析ができる
  • グループ機能やメモ機能など多彩な機能で管理できる

キーワードやURLを入力するだけでさまざまな項目のSEOチェックができるので、SEOツールの中でも使いやすい特徴があります。

Googleの検索順位は100位まで調べられるので、競合サイトの分析にも役立てることが可能ですよ。

#3:Serposcope

Serposcope

参照:https://serposcope.serphacker.com/en/

Serposcopeは、自動計測機能がある無料SEOツールです。

特徴 メリット
指摘キーワード数に制限がない 一度に幅広いキーワード検索ができる
競合サイトの自動追跡機能 特定のキーワードに該当するサイトを追跡し、順位履歴を記録できる
自動計測機能 毎日同じ時間に順位を検索していくれるため、正確なデータが取れる

検索順位は毎日チェックする方がより細かいデータを収集することができるので、特に自動計測機能がおすすめです。

メールアドレスを登録する必要がありますが、詳細なデータを集めるのに有効なので、試しに使ってみてください。

(3)キーワードチェックツール

キーワードチェックツール

キーワードチェックツールとは、キーワードを入力するだけで関連語や検索ボリュームを確かめることができるツールです。

上位表示されやすい複合キーワードや検索頻度の高いキーワードを把握できるので、SEOに効果的なキーワードを選べます。

今回おすすめするキーワードチェックツールは以下の2つです。

  1. Googleトレンド
  2. Googleキーワードプランナー

それぞれ順に紹介するので、使いやすそうなものを導入しましょう。

なお、SEO対策に有効なキーワード選びのポイントについて以下の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。

SEOに有効なキーワードを伝授!キーワードを選ぶ3つのコツ

2021.07.05

#1:Googleトレンド

Googleトレンド

https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP

キーワードチェックツールの中で特に知名度が高いのがGoogleトレンドです。

以下のような特徴があります。

特徴 メリット
複数キーワードチェック機能 ヒットするキーワードが増え、関連するキーワードを比較することができる
トレンドキーワードチェック機能
  • 検索ボリュームが急上昇しているキーワードを把握できる
  • リアルタイムでトレンドを追跡することができる
トレンドキーワード履歴チェック機能 昨年のトレンドキーワードをカテゴリ別に把握できる

Googleトレンドは日本だけでなく、世界中の検索キーワードをチェックすることができます。

リアルタイムでトレンドを追えるのがユーザーのニーズを把握するのに役立つので、必ずGoogleトレンドは導入しておきましょう。

#2:Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナー

参照:Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、商品やサービスに関連のあるキーワードを調査し広告を出稿するためのツールです。

広告を出稿するためではなく、キーワードを検索するために使えます。

特徴 メリット
新規キーワード調査機能 サービスに関連のあるキーワードを入力すると、寒冷性の高いキーワードを見つけられる
トレンドキーワード調査機能 特定キーワードの検索頻度や検索数の推移を把握できる

あくまでキーワード調査のために使うツールなので、Googleトレンドの補助ツールとして使いましょう。

(4)被リンクチェックツール

被リンクチェックツール

被リンクチェックツールを使うことで、Webサイトの被リンクの数や参照元のURLを確認することが可能です。

おすすめの被リンクチェックツールは「hanasakigani.jp」で、WebサイトのURLを入力するだけで被リンク元のページと被リンク数を表示してくれます。

hanasakigani.jp

特徴 メリット
URLを入力するだけのシンプルな操作性 サービスに関連のあるキーワードを入力すると、関連性の高いキーワードを見つけられる
競合サイトの被リンク調査ができる 競合サイトがどのようなWebサイトからリンクを獲得しているか把握できる

操作性やデザインがシンプルなので、初めてSEOツールを扱う人にもおすすめです。

なお、Google サーチコンソールでも被リンク状況を確認できるので、ツールの利用数を抑えたい人はSEO分析の合間にチェックしてみてください。

(5)内部施策診断ツール

内部施策診断ツール

内部施策診断ツールは、SEOに有効な内部施策ができているかをチェックすることができるツールです。

たとえば、コンテンツのタイトルやメタディスクリプションがSEO対策として不十分であるかを確認できます。

内部施策診断ツールの中でもおすすめのツールは以下の2つです。

  1. パワーランクチェックツール
  2. 高評価

SEO対策の効果を視覚的に確認できるので、導入しておくことをおすすめします。

それでは、順に紹介します。

#1:パワーランクチェックツール

パワーランクチェックツール

参照:https://www.ispr.net/

パワーランクチェックツールは、SEOに影響するドメインパワーを確認することができるツールです。

ドメインパワーとは、Webサイトが検索エンジンから受けている信頼度の高さのことを言います。

パワーランクチェックツールの特徴は以下の通りです。

特徴 メリット
ドメインパワーを数値化できる パワーランクが数値で表示されるので、どのくらいSEOの観点で評価されているのか把握できる
パワーランクの相場が分かる 検索表示上位10位までのWebサイトのドメインを入力すれば、相場が分かり自分のWebサイトの現状が把握できる

競合サイトとの位置関係を把握するのに役立つので、競合サイトとどのくらいSEO評価に差があるのか確認しましょう。

#2:高評価

高評価

参照:https://ko-hyo-ka.com/

高評価は、Webページごとに内部施策を評価してくれるツールです。

特徴 メリット
Webサイトの基本情報を評価 titleタグ、meta descriptionなどの重要なメタテキスト情報のマッチ率や、ダウンロード速度に影響するドキュメントのファイルサイズなどのWebページの基本情報を一括チェックしてくれる
発リンクテキストの関係一覧を表示 内部リンクや外部リンクをアンカーテキストやnofollow設定(リンク先をクロールしないように指示する設定)と一緒に表示してくれるので、リンク先を確認しやすい

他にも見出しタグやSEO対策キーワードを確認することもできるので、初心者にも優しいツールと言えます。

サイトのURLやキーワードを入力するだけなので、使い勝手は良くおすすめですよ。

2.SEOツールを導入するときの3つのポイント

SEOツールを導入するときの3つのポイント

SEOツールを導入するときのポイントについて紹介します。

今回紹介するポイントは以下の3つです。

  1. 無料か有料か確認する
  2. 多機能型か単機能型か確認する
  3. 自分のレベルで使いこなせるか確認する

順に紹介するので、SEOツール選びの参考にしてください!

(1)無料か有料か確認する

無料か有料か確認する

SEOツールを導入するときは、無料か有料か確認しておきましょう。

Googleが提供しているSEOツールは基本的に無料ですが、他の会社が提供しているサービスの中には有料のものもあります。

無料のSEOツールでも十分な対策を取ることが可能です。

しかし、無料ツールに比べると有料のツールは機能が豊富でサポートを受けられるので、追加機能が欲しい場合や自分の力で無料ツールを使いこなせないと思った場合は、有料ツールの導入も検討してみてください。

ツールによって費用がさまざまなので、有料ツールを使う場合は、費用対効果を見比べて選びましょう。

(2)多機能型か単機能型か確認する

多機能型か単機能型か確認する

多機能型か単機能型かチェックしましょう。

SEOツールには複数の機能を備えたものと1つの機能に特化したものがあります。

一概にどちらのタイプが良いとは言えず、用途によって使い分けることが重要です。

SEO対策に必要な情報を得るためにSEOツールを使う人は複数の情報を簡易的に得られる多機能型を、手間はかかるがSEO対策に重要な細かい情報を得たい人は単機能型を複数導入するなど、使う人やケースによって導入しましょう。

(3)自分のレベルで使いこなせるか確認する

自分のレベルで使いこなせるか確認する

自分のレベルに合ったSEOツールを使うことをおすすめします。

いくら有料の高性能のSEOツールを導入しても、使いこなせなければ効果が薄いです。

SEOツールによっては機能が豊富でも使い方が複雑で操作が難しいものもあるので、自分のパソコンスキルで対応できるかチェックしましょう。

自分で使いこなせるかどうかは使ってみなければ分からない場合が多いので、経済的な負担がない無料のツールをいくつかピックアップして試しに使ってみてください。

試しに利用したものの中から自分でも使えそうと思ったものを継続して使いましょう。

まとめ

SEO対策にはツールの導入が必須です。

今回紹介した10個のツールはどれも無料で利用できるので、ツールにこだわりがなければ試しに使ってみてください。

また、今回紹介した以外のツールを使うときは、3つのポイントを意識して自分に合ったものを選びましょう。

なお、以下の記事でSEO対策の流れや具体例を紹介しているので、あわせてご覧ください。

【初心者必見】SEO対策10選!対策で失敗しない3つのコツも

2021.07.05
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