【初心者向け対策8選】WordPressのSEO対策を徹底解説

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ビジネスオーナーラボ 編集部

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。

「WordPressを使うことはSEO対策に有効なの?」
「WordPressでできるSEO対策には何があるの?」

WordPressでコンテンツを作っている人の中には、どのようにSEO対策をすればよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

実は、WordPressには初心者でも簡単にSEO対策ができる機能がついているのです!

本記事では、WordPressでできるSEO対策とWordPressを使うときの注意点を紹介します。

この記事を読めば、WordPress初心者でも簡単にSEO対策ができ、検索上位表示を狙えますよ!

なお、SEOの目的やメリットについて以下の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。

SEOの意味と目的とは?SEO対策の4つメリットと7つの基本対策!

2021.07.05

1.WordPressはSEO対策に良いのか

WordpressはSEO対策に良いのか

Webコンテンツの運営にWordPressを利用するのは有効です。

WordPressにはSEO対策として推奨されている機能のプラグインがいくつもあります。

プラグインとはアプリケーション機能を拡張するためのソフトウェアのことで、プラグインを使うことでパソコン初心者でも簡単にSEO対策をすることが可能です。

プラグインの導入は、Wordpressにインストールしたいプラグインを検索しインストールボタンをクリックするだけなので、初心者に易しいと言えます。

WordPressのSEO対策はGoogleの開発責任者も認めているほどなので、オープンソースのブログソフトウェアを使うなら、WordPressを活用した方がよいでしょう。

2.初心者でも押さえておくべきWordpressのSEO対策8選

WordpressでできるSEO対策8選

WordPressでできるSEO対策を紹介します。

初心者におすすめのSEO対策は以下の8つです。

  1. パーマリンクを設定する
  2. 関連記事のリンクを貼る
  3. 引用タグでオリジナルコンテンツと区別する
  4. メタディスクリプションを設定する
  5. 低品質ページのインデックスを避ける
  6. サイトマップを作る
  7. スマホ対応のページにする
  8. 想定アクセス数に応じたサーバーをレンタルする

順に紹介するので、試しに取り組んでみてください!

なお、以下の記事で具体的にSEO対策を紹介しているので、あわせてご覧ください。

【初心者必見】SEO対策10選!対策で失敗しない3つのコツも

2021.07.05

(1)パーマリンクを設定する

パーマリンクを設定する

パーマリンクを設定することはseo対策の基本の1つです。

パーマリンクとはWEBページに設定されたURLのことで、ページごとに異なります。

WordPressで記事を投稿する際に、初期状態では文字がランダムに配列されたパラメーター表示になっているので、ユーザーはURLを見ただけで記事の内容を把握することができません。

ユーザビリティ向上のためには記事の内容が分かりやすいことが重要なので、パーマリンクを見ただけでどのようなコンテンツなのか認識できるようにしておきましょう。

しかし、一度公開した後にURLを変更してしまうと変更前の評価がリセットされてしまいます。

そのため、一度パーマリンクを設定したら何度も変えないようにしましょう。

(2)関連記事のリンクを貼る

関連記事のリンクを貼る

Webページ内にコンテンツを関連性のある記事のリンクを貼るとGoogleからの評価が高くなりやすいです。

ユーザーにとって有益のある情報を提供することがユーザーの満足度を高めることにつながるので、記事の内容を補完する情報がまとめられているページや、より詳細な情報を得られるページに誘導することはSEO対策で必要と言えます。

関連記事のリンクを貼るときは、ユーザーがクリックしたくなるようなテキストリンクにしておきましょう。

たとえば、おすすめの書籍ランキングを紹介している記事に、「本選びに困っている人へ!自分の趣味に合う本を探すコツはこちら!」のようなテキストでリンクを貼ると、興味がそそられる本に出合えなくて困っている人がリンク先のページにアクセスしてくれる可能性は高くなります。

ユーザーの満足度を上げるために、リンクを貼るときはアクセスユーザーのニーズに合ったものかを確認しておきましょう。

(3)引用タグでオリジナルコンテンツと区別する

引用タグでオリジナルコンテンツと区別する

引用文を使うときは、引用タグを使ってオリジナルコンテンツと異なることを示すことが重要です。

引用タグによって、引用部分が無断転載でないことをGoogleにアピールすることができます。

無断転載は著作権の関係で大きく評価を落とす原因になるので、他のWebサイトから文を拝借するときは必ず引用文であることを示しましょう。

代表的な引用タグはblockquoteです。

引用タグを使ったからと言って他サイトとの重複判定を受けることには変わりませんが、blockquoteタグと引用元へのリンクを貼って自分のコンテンツがどこなのか明確にしておきましょう。

(4)メタディスクリプションを設定する

メタディスクリプションを設定する

ユーザーがコンテンツ内容を事前に把握できるように、メタディスクリプションを設定しましょう。

メタディスクリプションとはコンテンツの内容を要約した文のことで、キーワード検索結果のコンテンツタイトルの下に表示されます。

キーワード検索からアクセスするユーザーは、メタディスクリプションに目を通してWebページにアクセスするか決める場合が多いです。

メタディスクリプションの内容次第でユーザーのクリック率が大きく変動するので、どのようなWebページなのか分かりやすく説明し、このページを読むことでユーザーの悩みを解消できることをアピールしましょう。

なお、目安となる文字は80~120文字と言われているので、適性文字数以内に収めてくださいね。

(5)低品質ページのインデックスを避ける

低品質ページのインデックスを避ける

低品質ページがインデックスされないように設定しましょう。

たとえば、文字数や情報量が少ないページや無断複製されたページなどが該当します。

低品質ページがインデックスされることで、ユーザーに対する価値が低いサイトと認識される可能性があるので、SEO対策において低品質ページのインデックスは避けなければなりません。

低品質ページのインデックスを防ぐためには、noindex設定をしてください。

noindex設定をすることで、設定したページが検索結果に表示されないようになります。

noindex設定は、「All in One SEO Pack」というプラグインを利用すればクリック操作だけで行えるので、低品質ページを作成したときは忘れずに設定しておきましょう。

(6)サイトマップを作る

サイトマップを作る

サイトマップを作ることもSEO対策として有効です。

サイトマップとはWebサイト全体の構成を把握できる一覧ページのことで、アクセスユーザーやクローラーがWebサイトの情報を得るのに役に立ちます。

ユーザーがサイトマップを見ることで、「このWebサイトにはこのようなページがあるのか」と認識できますし、クローラーはWebサイトがどのようなコンテンツを発信しているのか情報を収集することができるのです。

WordPressには以下のようなサイトマップを自動作成してくれるプラグインがあります。

サイトマップのプラグイン

  • Google XML Sitemaps
  • PS Auto Sitemap
  • Yoast SEOとAll in One Seo Pack
  • Table of Contents Plus
  • Simple Sitemap

試しにサイトマップのプラグインをインストールしてみて、好みのデザインのものを利用しましょう。

(7)スマホ対応のページにする

スマホ対応のページにする

ユーザービリティを高めるために、スマホ対応のページに設定することも重要でしょう。

Webページへのアクセスは、パソコンよりもスマホから流れてくる人の方が多いです。

パソコンでコンテンツを作成することが一般的なので、スマホ対応になっていなければスマホで閲覧したときに文字や画像、表などがずれて表示されることがあります。

WordPressの公式テーマは表示デバイスに最適な状態で表示される機能が搭載されていますが、非公式テーマを使用している場合は、パソコン版とモバイル版の表示に差がないか確認しておきましょう。

(8)パンくずリストを活用する

パンくずリストを活用する

パンくずリストを設置することでGoogleからの評価が高くなる傾向があります。

パンくずリストとは、ユーザーがWebサイト内のどの位置のページにアクセスしているのか、視覚的に把握できるリストのことです。

基本的にはページの最上部に表示され、「トップ>グルメ>大阪」のようにツリー構造になっていて、自分が見ているページがどのテーマやカテゴリーに属しているのか確認することができます。

パンくずリストがあることでユーザーが情報を認識しやすくなるだけでなく、クローラーがサイト全体を巡回してくれるようになるので、Googleの評価を高めるために必ず設定しておきましょう。

なお、「Breadcrumb NVXT」というプラグインで簡単に導入することができるので、試しに使ってみてください。

3.Wordpressを使うときの3つのポイント

Wordpressを使うときの3つのポイント

WordPressを使うときの注意点を紹介します。

正確にSEO対策をするためのポイントは以下の3つです。

  1. 常に最新バージョンにしておく
  2. 小まめにバックアップを取る
  3. ログインページのURLを変更する

順に紹介するので、これらの点に意識してWordpressを使いましょう。

なお、以下の記事でSEO対策に有効なライティングの方法を紹介しているので、Worepressでコンテンツを作成する際の参考にしてください。

【初心者向き】SEOライティングの基本とテクニック10選

2021.07.05

(1)常に最新バージョンにしておく

常に最新バージョンにしておく

WoedPressはセキュリティ維持のために小まめにアップデートするので、常に最新バージョンにしておくことが重要です。

新しいバージョンになると、管理画面上部に「今すぐ更新してください」と表示されます。

テキストリンクになっているので、クリックすると更新画面に移動することが可能です。

「WordPressの更新」の項目に「今すぐ更新」というボタンが表示されるので、クリックして更新しましょう。

(2)小まめにバックアップを取る

小まめにバックアップを取る

WordPressを使うときは、小まめにバックアップを取るのが鉄則です。

バックアップを取っておくことで、設定を間違えて変更し元に戻せなくなった場合や更新の際にトラブルが発生した場合でも元の状態に戻せます。

サーバーに異常が発生しデータが消えることも考えられるので、いつ何が起きても安心できるようにしておきましょう。

バックアップを取ることができるプラグインは以下の通りです。

バックアップを取るためのプラグイン

  • All-in-One WP Migration
  • BackWPup
  • Duplicator

小まめにする作業なので、自分が一番使いやすいと思ったものを選びましょう。

(3)ログインページのURLを変更する

ログインページのURLを変更する

セキュリティ面の強化のために、ログインページのURLを変更しておきましょう。

WordPressのログインページのURLはあらかじめ一定の法則で決まっているので、ログイン画面に辿り着かれる可能性が高いです。

ログインページのURLが初期設定だと、ブルートフォースアタックなどでパスワードが突破され、不正ログインをされる可能性があります。

不正ログインを防ぐために、必ずログインページのURLを変更することが重要です。

ログインページのURLの変更は、「WPS Hide Login」というプラグインを利用すれば行えます。

バックアップを取るためのプラグインやSEO対策に有効なプラグインをインストールするときに、一緒に導入しておきましょう。

まとめ

WordPressはSEO対策をしやすいブログソフトウェアです。

WordPressを初めて使う人は、管理画面やコンテンツ作成画面に慣れるまで大変かもしれませんが、今回紹介した8つの対策はしておくことをおすすめします。

プラグインを導入すれば初心者でも簡単にSEO対策をすることができるので、役に立ちそうなプラグインがないか検索してみるとよいですよ。

いつトラブルに巻き込まれるか分からないので、WordPress利用時の3つの注意点を意識してWebコンテンツを運営しましょう。

なお、以下の記事でSEO対策に有効なツールを紹介しているので、あわせてご覧ください。

おすすめの無料SEOツール10選!ツール選びの3つのポイント

2021.07.05
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