【ライバルは必ずやっている】最低限やるべきSEO内部対策10選

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ビジネスオーナーラボ 編集部

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。

「これまでコンテンツ制作にかなりの労力を割いたはずなのに、なかなか検索順位が上がらない…」
「内部対策が重要であるらしいことは分かったけど、具体的に何をやればいいのだろう?…」

SEO内部対策に興味を持ったあなたは、このような疑問を抱えているのではないでしょうか?

内部対策はその難しそうなイメージから何となく避けられがちですが、内部対策なくして検索上位を目指すのは難しいです。

そこで今回は、最低限やるべきSEO内部対策10選を紹介します。

いずれも、改善するのに時間が掛からない簡単なものばかりなので、この機会にサイトの構造を見直してくださいね。

なお、SEOについてもっと知りたい方は、以下の記事がおすすめですよ。

【初心者必見】SEO対策10選!対策で失敗しない3つのコツも

2021.07.05

1.そもそもSEO内部対策とは?

SEO内部対策とは、簡単に言ってしまえば検索エンジンの順位を上げるために、サイトの構造を改善することです。

似たような言葉に外部対策が挙げられますが、あちらが被リンクの量や質を向上させるのに対し、内部対策ではHTMLやCSS、画像、テキスト、リンクなどを見直します。

こう聞くと「内部対策って何だか難しそうだ…」と感じる方もいるでしょうが、SEOにおいて内部対策は極めて重要です。

というのも、いかに優れたコンテンツを持っていても、サイトの構造が正しくないとGoogleからの評価が得られないからです。

だからこそ、内部対策は外部対策と平行しながら進める必要があります。

2.最低限やるべきSEO内部対策10選

最低限やるべきSEO内部対策を紹介します。

紹介するのは、以下の10個です。


見落としているものがないかチェックしながら読み進めてくださいね。

(1)サイトスピードを改善する

SEOにおいて、Webページの表示速度は非常に重要です。

というのも、いかに優れたコンテンツでもページの表示速度が遅ければ、ユーザーはすぐに離脱してしまうからです。

これを避けるためにも、Googleの『ページスピードインサイト』を使って表示速度をチェックしましょう。

なお、結果は0~100のスコアで表示され、49以下だと読者にかなりのストレスを与えてしまいます。

対策としては、画像の最適化や不要なコードの削除などが挙げられるので、特にサイトデザインにこだわっている方は注意してください。

(2)サイトトップから各ページへのアクセスは2クリック以内でできるようにする

上記画像のように、サイトトップから各ページへのアクセスは2クリック以内でできるようにするのが鉄則です。

というのも、Googleではサイトの評価をクローラと呼ばれるプログラムに任せています。

サイトが正しく構造化されていないとクローラの巡回に漏れが生じ、Googleから評価が得られなくなってしまうわけです。

そのため、特定のコンテンツを作成する際は、必ずカテゴリーを設定しましょう。

(3)パンくずリストを設定する

パンくずリストとは、そのWebページがサイトのどこに置かれているのかを表示しているもの。

先ほども説明した通り、Googleではサイトの評価をクローラと呼ばれるプログラムに任せているのですが、パンくずリストもクローラの巡回を助ける効果があります。

パンくずリストは、『Breadcrumb NavXT』『Yoast seo』といったプラグインを使えば簡単に設置できるので、こちらの導入を検討しましょう。

(4)ページネーションは数字で設定する

ページネーションとは、そのページを分割した際に表示されるナビゲーションのこと。

Webサイトの中には、まれに「前へ」や「次へ」でページ送りさせるものがありますが、これはクローラの巡回に悪影響を及ぼすため、なるべく数字で設定するようにしましょう。

設置するためには、HTMLを使う必要がありますが、『WP-PageNavi』を使えばコーディングの知識がなくとも設置可能です。

(5)グローバルナビをテキストで設定する

各サイトの上部にはグローバルナビと呼ばれるバーが表示されていますが、これは画像ではなくテキストで設定しましょう。

というのも、クローラは画像を文字として認識できないため、サイト内を巡回しにくくなってしまうからです。

グローバルメニューの設定方法は、ワードプレスの管理画面から行えます。

(6)XMLサイトマップを送信する

XMLサイトマップとは、サイトに投稿されているページのURLや最終更新日などを記録したファイルのこと。

通常、Webページが検索エンジンに登録されるまでには時間が掛かりますが、サイトマップを送信することにより、その時間を短くすることができます。

そのため、新たなWebページを投稿するたび、サイトマップを送信する習慣をつけると良いでしょう。

具体的には『Google XML Sitemaps』というプラグインをダウンロードし、『Google Search Console』の「サイトマップ」という項目から送信してください。

(7)URLの正規化

URLの正規化とは、wwwの有無やindex.htmlの有無を統一し、1つのURLとして表示させること。

通常、立ち上げたばかりのWebサイトはこういったURLが混在していますが、このまま放置しておくと、同一のページが複数投稿されているとGoogleに認識されてしまいます。

最悪の場合、ミラーコンテンツやコピーコンテンツと判断されてしまうので、URLは必ず正規化しましょう。

具体的な内容は、Googleの『Search Console ヘルプ』でも解説されているので、こちらも合わせてチェックしてください。

(8)内部・外部リンクを改善する

すでに何度か触れている通り、内部・外部リンクはクローラが回遊するうえで非常に重要な役割を持っています。

しかし、リンク切れをそのままにしていたり、Googleからペナルティを受けているサイトをリンクしていては逆効果です。

また、以前は有料リンクを購入して検索順位を上げるというブラックハットSEO(不正にGoogleの評価を上げようとする行為)もありました。

しかし、Googleのガイドラインにも記されている通り、有料リンクはペナルティの対象なので絶対に控えましょう。

(9)見出しタグを最適化する

「h1」や「h2」といった見出しタグは、記事の構造をGoogleに伝えるという重要な役割を持っています。

そのため、「h2」の次にいきなり「h4」を使ったり、文中に「h1」を使うのはSEO的にマイナス評価になりやすいです。

見出しタグは必ず規則正しい順番で使い、文章が長くなりそうな時は「h3」や「h4」を使うなどして、読みやすい記事へと改善しましょう。

(10)画像の利用を最適化する

Webページに画像を載せる際は、ファイル名やalt属性を必ず設定しましょう。

というのも、ファイル名やalt属性を設定しておくと、画像検索の際に上位表示されやすいからです。

また、そのページに関係のない画像を使うと、Googleからの評価が下がってしまうので注意してください。

3.まとめ

この記事では、以下の内容について解説しました。

まとめ

  • そもそもSEO内部対策とは何か
  • 最低限やるべきSEO内部対策10選


内部対策は決して特別なことではなく、どのWebサイトも当たり前のように行っていることです。

つまり、内部対策を疎かにしていると、検索順位争いという土俵にすら上がれないわけですね。

とはいえ、内部対策の多くは基本的な初期設定に近いものがあるので、この機会にGoogleから評価されやすいサイト作りを目指してくださいね。

なお、「SEO対策について、もっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事がおすすめです。

【初心者必見】SEO対策10選!対策で失敗しない3つのコツも

2021.07.05
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