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「起業したいけど自分って経営者向き?」
「起業のステップがよく分からない…自分だけこんな風に躓いてるんだろうか…」
自分で会社を起こしたいと思った瞬間は良いですが、具体的にアクションを起こそうとするとやることが多すぎて立ち止まってしまいますよね。
頭でビジョンをしっかり描かないまま行動を始めてしまうと、後から不足した部分があったりして余計に手間がかかってしまいます!
そこで今回は「起業したいけど…」でつまずく人の3つの問題点、「起業したい」と思ったらまず身につけるべき5つの知識、起業のための7つのステップをご紹介。
この記事を読めば自分が経営者に向いているか、起業すべき時に勉強すべきこと、そして起業の方法まで全て分かります!
目次
1.「起業したいけど…」でつまずく人の3つの問題点
「起業したいけど…」でつまずく人の3つの問題点を紹介します。
- 資金が足りない
- アイデアが思い浮かばない
- 経営ノウハウがない
なぜか分からないけど起業に不安を抱いている人、躓いている人はこの4つの点で引っかかっていることが多いです。
1つずつ詳しく解説していきます。
(1)資金が足りない
「起業したいけど…」でつまずく人の1つ目の問題点は資金が足りないことです。
手元の資金だけでなく銀行融資を受けるなど様々な手法がありますが、単純に知識が不足しているから「お金がない」と感じています。
資金調達の方法を知らないだけで、方法を知ればあっさりと問題が解決することが多いです。
「お金が足りない」と感じて起業に対して不安を感じる人がたくさんいます。
(2)アイデアが思い浮かばない
「起業したいけど…」でつまずく人の2つ目の問題点はアイデアが思い浮かばないことです。
なんとなく会社を起こしたいと思っても、具体的に何をして利益を出せば良いのかビジネスモデルが思いついていません。
ビジネスモデルが先でも起業したいと言う思いが先でも問題はなく、開業までにどうやって収益を出すかは詰めていけば良いのです。
起業のアイデアを出す方法については他の記事で触れていくので、その記事も読んでみてくださいね。
(3)経営ノウハウがない
「起業したいけど…」でつまずく人の3つ目の問題点は経営ノウハウがないことです。
会社を経営する方法について無知なので「できるかどうか…」と非常に不安を感じて、動き出せなくなってしまいます。
経営ノウハウは起業してからも日々身につけていくものであり、最初からノウハウを完璧に理解している人はいません。
どうやって会社を運営して良いか分からないために、起業に対して及び腰になってしまうでしょう。
2.「起業したい」と思ったらまず身につけるべき5つの知識
「起業したい」と思ったらまず身につけるべき5つの知識を解説します。
- ビジネスモデル
- 資金の調達方法
- 経営ノウハウ
- 会計・税金についての知識
- マーケティングの知識
経営者を目指す人が感じる不安は知識不足によるものが大きいので、ある程度知識をつければ前向きな気持ちになってくるでしょう。
それでは1つずつ解説します。
(1)ビジネスモデル
「起業したい」と思ったらまず身につけるべき1つ目の知識はビジネスモデルです。
ビジネスモデルとは事業で利益を生み出すため、企業価値を高め事業を継続するための仕組みのこと。
- 誰を顧客とするか
- どんな商品・サービスを提供するか
- 商品やサービスをどんな風に作り出し・提供するか
- 利益が出るのは何故か
この4つのポイントを基準として、自分がどんな会社を起業したいのかを考えてみましょう。
最初は思いつかないことが多いと思うので、ビジネスモデルにどんなものがあるのかを調べて先例を真似してみるのも良いです。
(2)資金の調達方法
「起業したい」と思ったらまず身につけるべき2つ目の知識は資金の調達方法です。
- 日本政策金融公庫
- 地方自治体の制度融資
- 補助金・助成金
- 銀行融資
- クラウドファンディング
資金調達には以上のような方法があり、自治体による融資や返却の必要ない補助金や助成金の制度も利用できます。
元手がないとしても融資を受けられるので、開業資金が今全額揃っていなくても心配ありません。
資金調達方法は必ず調べておきましょう。
(3)経営ノウハウ
「起業したい」と思ったらまず身につけるべき3つ目の知識は経営ノウハウです。
最初に立てた事業計画通りには会社経営は進まないもの、その時にノウハウを知らないと会社の存続が危うくなります。
ノウハウを学ぶにはセミナーへの参加、資金的に余裕がある場合はコンサルタントについてもらうのも手段の1つ。
もちろん自分でもある程度の経営ノウハウは会得しておきましょう。
(4)会計・税金についての知識
「起業したい」と思ったらまず身につけるべき4つ目の知識は会計・税金についてです。
開業後に学んでも良いのですが、最初のうちはやることが多く余裕がなくなるので事前にある程度の知識はつけておきましょう。
財務や経理を雇用して任せることはできますが、仕分けなどの大枠は決める必要があります。
起業前に会計と税金については学んでおきましょう。
(5)マーケティングの知識
「起業したい」と思ったらまず身につけるべき5つ目の知識はマーケティングです。
会社経営を始めた後は自社の商品やサービスを知ってもらうために宣伝を行う必要があります。
市場を分析し、ターゲット層に効率よく認知度を高めるにはどうしたら良いか、そしてそれを成約に結びつけるにはどうしたら良いか学びましょう。
セミナーに通ったり、マーケティングのコンサルを雇うなどの方法があります。
マーケティングについても事前に知識をつけておくと起業後にスムーズに業務を進められるでしょう。
3.起業のための7つのステップ
起業のための7つのステップを紹介します。
- 事業アイデアを考える
- ビジネスモデルを作成する
- 資金や収支計画を練る
- 起業場所を選ぶ
- 事業計画書を作る
- 必要な届出や認可を取る
- 開業
「起業したい」と思っても、いざ何をしたら良いのかで戸惑ってしまう人が多いはずです。
1つずつステップを解説します。
(1)事業アイデアを考える
起業のための1つ目のステップは事業アイデアを考えることです。
あれこれ条件をつけるとアイデアが出てきませんので、まずは自由に紙などに書き出してみましょう。
たくさん出たアイデアの中から時勢に乗っているか、収益性があるか、熱意を持って続けられるかなどを基準に精査して選んでいき、最終的に候補を決めます。
まずは事業アイデアを考えてみましょう。
(2)ビジネスモデルを作成する
起業のための2つ目のステップはビジネスモデルを作成することです。
どのように収益を出していくのかのモデルを考えることで、より具体的に起業の計画を詰めていきましょう。
最後になりますがビジネスモデルを立てるときはこの4つのポイントを意識してください。
- 誰を顧客とするか(Who)
- どんな商品・サービスを提供するか(What)
- 商品やサービスをどんな風に作り出し・提供するか(How)
- 利益が出るのは何故か(Why)
4つのWを軸として考えることで、ビジネスモデルを分かりやすく作ることができるでしょう。
しっかりモデルを作っておくことでビジョンが明確に見え、どのように経営を行なっていくかも自然と定まってきます。
ターゲット層や提供サービスについてしっかり練っておきましょう。
(3)資金や収支計画を練る
起業のための3つ目のステップは資金や収支計画を練ることです。
どうやって資金調達をするのか、そして収益をどうやって出していくのかを考えていきましょう。
起業資金から自己資金を差し引き、融資を受けるべき金額を割り出しますが、ここで見積もりが甘いと資金が不足してしまうので注意。
開業前に必要な資金と開業後の3ヶ月程度の資金を合計したものを起業資金として計上し、その分の金額を確保しておくようにしてください。
- 起業場所の初期費用・リフォーム代等
- 起業場所に必要な設備の導入費用・備品代金
- 広告宣伝にかかる費用
- 起業後の家賃(3ヶ月分程度)
- 人件費
- 仕入れ代金
- 通信費
- 広告宣伝費
- 水道光熱費
- 借入の返済額
事業の内容によっても異なりますが、おおよそこのような項目について計算をして開業資金をまとめましょう。
この費用を元に資金計画を立てて銀行融資を申し込むので、ここで手を抜かないこと。
また数ヶ月分の支出まで計算することで、収益が出るのかどうかを再度確認することができます。
この段階で赤字になるようであれば、家賃などの固定費の削減、ビジネスモデルの修正をして黒字になるようシミレーションしましょう。
どうしても収益が出せないと判断すればこの段階で起業を取り止める、延期することもできます。
資金計画は企業にあたって要の部分なので丁寧に行ってください。
資金調達の方法はこちらの記事で紹介しています。
(4)起業場所を選ぶ
起業のための4つ目のステップは起業場所を選ぶことです。
業態によりますが事務所や店舗を借りる、自宅で開業するのであれば不動産にSOHOへの契約変更が可能か確認する必要があります。
先ほどの資金計画の予算内で借りられる事務所や店舗を探しましょう。
自治体によりますが空き店舗を活用する起業者に対しての補助金を受けられる場合もあります。
開業届に事業を起こす住所を記載する欄があるので、必ず起業場所は届出を出すまでに契約しておきましょう。
今後毎月賃料・固定費などがかかるため、賃料だけでなく初期費用もなるべく安く抑えておいた方が安心です。
不動産を何箇所かあたって物件を内見し、有利な条件で契約ができないか担当者とよく相談してみてください。
(5)事業計画書を作る
起業のための5つ目のステップは事業計画書を作ることです。
事業計画書とは今後事業の運営をどうするか、具体的な行動を書き記したもので、銀行から融資を得る場合に提出が必要になります。
いわば資金提供者に対して融資の必要性や価値をアピールするプレゼン資料になるわけです。
- 企業沿革・代表者プロフィール
- 従業員数
- ビジネスモデルの概要・主要取引先
- 自社の強み・アピールポイント
- 事業の問題点や課題
- 競合他社に対しての調査内容
- 収益の増加見込み
- 財務計画
これらの内容を整合性と説得力を持って書く必要があります。
特に収益の増加見込みなどの数字の部分は根拠を突っ込まれやすいので、なぜこの数字なのかを説明できるようにしておきましょう。
事業計画書の書き方については下記の記事でまとめています。
(6)必要な届出や認可を取る
起業のための6つ目のステップは必要な届出や認可を取ることです。
個人事業主の場合は税務署に個人事業主の開業・廃業等届出書を、法人を設立する場合は以下の3つの書類を用意しましょう。
- 法人設立届出書(定款のコピー・設立時貸借対照表・登記事項証明書・株主名簿を添付)
- 源泉所得税関係の届出書
- 消費税関係の届出書
個人事業主の方が手続きは簡単ですが、社会的信用の面では法人を設立した方が信頼感があります。
また起業する業態によっては飲食店の営業届など別途で提出するべき書類、取得しておくべき資格があることもあるので業態ごとにチェックしておきましょう。
業態に応じて必要な書類を揃え、届出や認可を得ておいてください。
(7)開業する
起業のための7つ目のステップは開業することです。
たまに起業自体がゴールと錯覚してしまう人がいますが、経営はここがスタートライン。
事前に立てた事業計画通りにことが進まず予期せぬトラブルに見舞われることはよくあることです。
試行錯誤を繰り返し、収益を思い通りに出す方法やマーケティングの手法を考える必要があります。
無事開業を迎えて息をつく間もありませんが、あなたの会社を成功させましょう。
社長の仕事はどんなものか疑問がある方はこちらの記事も併せて読んでみてください。
まとめ
今回は起業したい人向けに起業のために必要な知識や起業のための7つのステップを紹介しました。
非常にやる事が多く混乱したかもしれませんが、準備を焦って手を抜くと計画が甘く経営が立ち行かなくなる危険があります。
起業前に綿密に計画を立て、ビジネスプランを分析する事で開業した後の経営がスムーズに行くので時間をかけてくださいね。
自分で何もかも考えるのは負担が大きいので、人に任せられる部分はコンサルを入れてアドバイスを求めるのも一案です。
起業は大変というイメージがあるかもしれませんが、自分で会社を作り動かしていくというのはやりがいがある仕事、この記事を参考に起業をし、その先にある成功を手にしてくださいね!
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