知らないと集客に失敗する!マーケティング担当が知っておくべき集客の流れ

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ビジネスオーナーラボ 編集部

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京都のWebコンサルティング・制作会社TMS Partners株式会社のコラム編集部です。中小企業/個人事業主が取り組みやすいWebマーケティングや、SEO、Web広告、マーケティングオートメーションのknow-howをお届けします。

「マーケティング部の集客担当に抜擢されたけど、引き継ぎが雑で何をして良いか分からない」
「集客とマーケティングって一緒だよな?イメージがつかない…」

集客やマーケティングという言葉は、会社の中でよく使われますが意味をしっかり理解している人は少ないでしょう。

しかしそれぞれの用語を理解しておかないと、集客において効果を出すことができません。

そこで今回は集客とマーケテイングそれぞれの意味、マーケティングの流れ、集客・マーケティングを行う前に考えておくべき3つのことを紹介します。

この記事を読めば顧客を集める仕組みづくりの全体像を把握できるでしょう!

1.集客とマーケティングそれぞれの意味

集客とマーケテイングそれぞれの意味を説明します。

混同している人も多いですが、実は異なる意味を持つ言葉です。

  1. 集客とは顧客を集めること
  2. マーケティングとはセールスの仕組みを作ること

それぞれの意味を説明します。

(1)集客とは顧客を集めること

集客とは顧客を集めることです。

まだ会社の商品・サービスを利用していない人に対してアピールを行い、認知を高めること。

例えばビラを配る、DMを送る、テレビCMを放送することで、ターゲットの関心を引くことができます。

文字通り”顧客”を”集める”のが集客です。

(2)マーケティングとはセールスの仕組みを作ること

マーケティングとはセールスの仕組みを作ることです。

集客はマーケティングのプロセスの1つと言えます。

マーケティングの目的は顧客を集めて購入してもらうだけでなく、サービスに満足してもらい、リピーターになってもらうまでの長いスパンを意味するもの。

広い意味で商品を売る仕組み全体のことを意味するのがマーケティングです。

2.マーケティングの簡単な流れ

マーケティングの簡単な流れを解説します。

  1. 集客する
  2. 問い合わせしてもらう
  3. 商品を購入してもらう
  4. 購入後のフォローを行う
  5. リピーターを獲得する

効率よく顧客を集めて自社の売り上げを拡大するには、マーケティングの全体像を把握しておかねばなりません。

マーケティングのゴールは”顧客に満足してもらうこと”、そして顧客と良好な関係を築くことです。

商品を売ればなんでもOKということではありません。

1ステップずつ解説します。

(1)集客する

マーケティングの簡単な1つ目の流れは、集客することです。

まずは人を自社のサービスや商品に注目させ、見込み顧客を獲得して効率的に宣伝を行います。

例えばホームページを作成して、SNSアカウントで拡散して見込み顧客を集める。

またはテレビCMを放映して自社サイトへのアクセスを誘導するなど、さまざまな方法があります。

自社サービスや商品の内容を知ってもらうために、まずは人を集めましょう。

(2)問い合わせしてもらう

マーケティングの簡単な2つ目の流れは、問い合わせしてもらうことです。

集客した人の中から、具体的なアクションを起こす可能性の高い顧客を選別します。

具体的な施策としては問い合わせフォームを設けてメールをもらう、電話番号を掲載して直接センターへ疑問点を質問してもらうこと。

問い合わせで見込み顧客の不安を解消できれば、次のステップの購入へつながります。

(3)商品を購入してもらう

マーケティングの簡単な3つ目の流れは、商品を購入してもらうことです。

問い合わせで疑問や不安がなくなれば、見込み顧客は「じゃあこのサービス・商品を利用しよう」と考えます。

ネット通販ならすぐに購入ボタンが押せるようにサイトの作りを考えたり、店舗サービスなら予約ボタンを設置しておきましょう。

実際にユーザーが商品やサービスを購入して体験させることで、リピーターになる可能性を作ります。

(4)購入後のフォローを行う

マーケティングの簡単な4つ目の流れは、購入後のフォローを行うことです。

商品を購入させて終わりでは、再度消費者に自社の商品やサービスを利用してもらうことはできません。

情報や商品・サービスが溢れている現代ではユーザーは非常に流動的。

利用後にお礼のメールを送信・クーポンを提供する、万が一商品に不備があった時にすぐに問い合わせできるサポート窓口を作るのが有効です。

顧客の定着のためのステップとして、顧客を繋ぎ止める為のステップを講じましょう。

(5)リピーターを獲得する

マーケティングの簡単な5つ目の流れは、リピーターを獲得することです。

一度限り商品を買うユーザーばかりだと、常に新規顧客を開拓し続けねばならず、自転車操業のようになることも。

顧客にフォローメールを送ったり、クーポンや新製品の情報を提供することで、また自社のサービスや商品を利用してもらいます。

あなたの会社の商品やサービスを信頼していれば、「あの会社で買おう」と顧客は考えるでしょう。

獲得した顧客を定着させて、再度利用してもらうことで売り上げを安定させられます。

3.集客・マーケティングを行う前に考えておくべき3つのこと

集客・マーケティングを行う前に考えておくべき3つのことを紹介します。

  1. ターゲットは誰なのか
  2. 商品を購入することでターゲットは何を得られるか
  3. 顧客と良好な関係を築くにはどうしたら良いか

マーケティングの流れを把握したら、次は具体的にどんな仕組みを作るか具体的に考えましょう。

その際に考えておくべき3つのポイントを解説します。

(1)ターゲットは誰なのか

集客・マーケティングを行う前に考えておくべき1つ目のことは、ターゲットは誰なのかということです。

商品やサービスを利用する人のイメージが見えていなければ、的外れな集客方法を取ってしまいます。

例えば宣伝するのが20代向けのコスメなら、20代の女性に特化した宣伝を考えましょう。

想定ユーザーはどんなSNSを利用するか、誰がオススメすれば買うのかなどを想像するんです。

集客を行う前にターゲットを細かく考えましょう。

(2)商品を購入することでターゲットは何を得られるか

集客・マーケティングを行う前に考えておくべき2つ目のことは、商品を購入することでターゲットは何を得られるかです。

人が商品やサービスを買うのは、自分の悩み・不満を解消したいから。

自社が提供する商材を利用するとユーザーの生活はどう変わるかを示すことで、購買意欲を刺激できます。

例えばコスメなら「このコスメを使うことで憧れのK-POPアイドルに近づけ、鏡を見る度に自分の顔に満足できるようになる」など。

商品を買って「メイクができる」という用途ではなく、その先で得られる利益を考えてみましょう。

(3)顧客と良好な関係を築くにはどうしたら良いか

集客・マーケティングを行う前に考えておくべき3つ目のことは、顧客と良好な関係を築くにはどうしたら良いかです。

リピーターを獲得するには、自社のファンになってもらう必要があります。

例えば20代のユーザーに対してどうアプローチをすれば、自社をヘビーユーズしてくれるでしょうか。

インスタできめ細かに返信をしたり、彼女たちが憧れるようなインフルエンサーをモデルにして撮影、写真投稿するなど。

顧客が自社を愛し続けてくれるように、対応を考えましょう。

まとめ

今回はマーケティングと集客について紹介しました。

集客とはマーケティングの工程の中の1つで、商品やサービスを購入してもらうのに欠かせないものです。

まずはマーケティングの流れを理解して、仕組みの全容を理解することから始めましょう。

マーケティングは顧客を満足させてファンになってもらい、永続的に良好な関係を築くことが重要。

その為には想定購買者を想像して集客、商品購入後もアプローチを続けて自社を愛してもらうようにしましょう。

ユーザーを念頭に置いたマーケティングをすることで、自社の商品やサービスが世の中に広く認知されていきますよ!

具体的な集客アイデアが思いつかない人は、こちらの記事でアイデア集を紹介しています。

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