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「Teachable(ティーチャブル)ってオンライン講座が簡単に開けるらしいけど、実際使いやすいの?」
「簡単にオンラインスクールが使えるツールとして、日本製のツールとどっちが良いんだろう?」
最近は自身のノウハウをYoutubeなどのプラットフォームで発信するのが一般的になり、経験や知識で収入を得られるようになりました。
オンライン講座を解説する人も増えてきて、注目されているのがTeachableというプラットフォームです。
しかし海外製のツールは日本語対応しているのか?使いこなせるのかなど不安がありますよね。
今回はTeachableの概要や導入のメリット・デメリット、そして類似ツールのUdemyとの比較も紹介します。
この記事を読めばTeachableがあなたのニーズに合ったツールかどうかはっきり分かるでしょう!
目次
1.Teachable(ティーチャブル)の概要
Teachableとは、オンラインスクールを簡単に解説できるプラットフォームです。
個人でも企業でき利用でき、自分が知っているノウハウをシェアし、それによって収益を得ることができます。
- オンラインスクールの開設
- サイトの作成
- PDF・テキスト・動画教材の連動
- 決済ツール
- 顧客管理
機能は様々ありますが、オンラインスクールを開講するのに必要な機能が1つのプラットフォームに入っていて便利です。
さらにスマートフォンで講座を行える手軽さもあり、世界中で2万人以上のユーザーが利用しています。
端末を選ばずに個人でも法人でも利用でき、自身が作成したコンテンツを決めた価格で販売できるツールです。
Teachableは有料プランが3つあり、必要な機能に合わせてプランを選べます。
費用 | 機能 | |
Basic | 月払い:39$(4,290円) 年間払い:348$(38,280円) (月額29$/3,190円) |
手数料5% メンバー限定コミュニティ 即時支払い サポート クーポン作成 Eメールマーケティング |
Pro | 月払い:119$(13,090円) 年間払い:1,188$(130,680円) (月額99$/1,089円) |
手数料なし メンバー限定コミュニティ 即時支払い サポート クーポン作成 Eメールマーケティング コース修了証明書の発行 レポート機能 |
Business | 月払い:299$(32,890円) 年間払い:2,988$(328,680円) (月額249$/27,390円) |
手数料なし メンバー限定コミュニティ 即時支払い サポート クーポン作成 Eメールマーケティング コース修了証明書の発行 レポート機能 学生の一括登録 |
無料のトライアルもありますが、コースの販売ができないように制限がかかっているので、レクチャーを公開したい場合は有料プランへの加入が必要です。
月払いと一括払いの2種類があり、まとめ払いにすると約10$(日本円換算で1,100円)ほど月額で安く利用できます。
詳しい料金プランやプランの選び方についてはこちらの記事で紹介しているので、併せて読んでみてください。
2.Teachableを導入するメリット・デメリット
Teachableを導入するメリット・デメリットを紹介します。
- Teachableのメリット
- Teachableのデメリット
Teachableは使い勝手が良くて人気のツールではありますが、デメリットもあります。
1つずつ説明していきます。
(1)Teachableのメリット
Teachableのメリットを紹介します。
- 今すぐにオンライン講座を始められる
- スクールサイトの作成が簡単なページビルダーが搭載されている
- 動画・テキスト・PDFファイルを連動できる
- 顧客管理を自社で管理できる
- マーケティングツールとの連携が容易にできる
- 利用手数料が安価である
- 決済の導入が簡単である
後ほどデメリットも解説するのでオンラインスクールを始める前にしっかり比較検証をしてみてください。
1つずつメリットを紹介します。
#1:今すぐにオンライン講座を始められる
Teachableの1つ目のメリットは、今すぐにオンライン講座を始められることです。
アカウントを作成すれば後はテンプレートを選び、講座をスタートするボタンを押すだけ。
教材やサイトの準備、集客は自身で行う必要がありますが、講座の開設に関して面倒な手続きは一切ありません。
個人で簡単に講座を作れるため、企業ではなく個人事業主でノウハウを公開している方もいるんですよ。
サイトを作る必要すらなく、思い立った時にオンラインスクールを開けるのが魅力です。
#2:スクールサイトの作成が簡単なページビルダーが搭載されている
Teachableの2つ目のメリットは、スクールサイトの作成が簡単なページビルダーが搭載されていることです。
自身の発信するノウハウや知識に興味のあるユーザーを集めるために、検索エンジンを使ったWEBサイトからの誘導は欠かせません。
SNSなどのTwitterの他にサイトを作り、そこを公式サイトとして興味のあるユーザーを取り込む必要があるからです。
Teachableにはページビルダーがついていて、テンプレートを使って簡単にHPを作れます。
サイトの中にはあなたのプロフィールなどを入れ込めるので、ユーザーがあなたを知るきっかけにできるでしょう。
別のツールを使って作成する必要がなく、オールインワンで集客のためのサイト作りも可能です。
#3:動画・テキスト・PDFファイルを連動できる
Teachableの3つ目のメリットは、動画・テキスト・PDFファイルを連動できることです。
オンラインセミナーはPCやスマホを通じて知識を披露するものですが、ただ喋っているだけでは知識が定着しづらいですよね。
Teachableを使えばスライドのようにPDFを見せたり、動画コンテンツを流すことも可能。
別途テキストを配布することもできるので、生徒が受講しやすくて分かりやすい授業を作れます。
Teachableはオンラインスクールを開講するのに必要な機能が備わっているんです。
#4:顧客管理を自社で管理できる
Teachableの4つ目のメリットは、顧客管理を自社で管理できることです。
生徒のメールアドレスを収集して、別の講座のお知らせを送るなどのメールマーケティングが行えます。
顧客の情報を一括管理できるので、個別の連絡なども簡単です。
生徒を抱えると休講の連絡やフォローなど、何かと生徒と個人的に連絡する機会は必ずあるもの。
その時にメールアドレスの収集や管理ができないと不便ですよね。
別途顧客管理ツールやメールソフトを使っての管理が不要なのも、Teachableのメリットでしょう。
#5:マーケティングツールとの連携が容易にできる
Teachableの5つ目のメリットは、マーケティングツールとの連携が容易にできることです。
Teachableはオンラインスクールの開講に特化したサイトですが、他のツールとの柔軟な連携でさらに使いやすくカスタマイズできます。
- MailChimp(メール配信ツール)
- GoogleAnalytics(アクセス分析)
- Convert Kit(メルマガ配信サービス)
Teachableはメールマーケティング機能は実装していないので、ステップメールの送信をする場合はmailcimpがおすすめ。
その他アクセス解析のためにGoogle Analyticsを連動してユーザーの動向をチェックすることもできます。
サイトにどんな人がアクセスしていて、何を検索して辿り着いたかを分析すればよりユーザーのニーズに沿った講義を展開できるでしょう。
またメルマガ配信ツールと連携することで、生徒に有益情報を配信して信頼を獲得することもできます。
他のツールと連携することでさらに便利に使えるのも、Teachableのメリットです。
ここで登場したMailChimpのステップメールについては、こちらの記事で紹介しています。
#6:利用手数料が安価である
Teachableの6つ目のメリットは、利用手数料が安価であることです。
Basicプランでも手数料が売上の5%、上位プランは手数料自体がかかりません。
万が一収入がなければ手数料も当然かかりませんし、立ち上げたばかりのオンラインスクール業でも予算を抑えられます。
スマートフォンを使えば機材すら用意しなくて良いので、Teachableを使えば非常に安くノウハウの提供を行えるんです。
#7:決済の導入が簡単である
Teachableの7つ目のメリットは決済の導入が簡単であることです。
StripeかPayPalを連携して、クレジットカードの決済を簡単に取り入れることができます。
通常クレジット決済を導入するのは面倒な手続きがあるのですが、Teachableの連携機能を使えばワンタッチで決済の方法を増やせるので便利です。
さらに一括のみではなく分割払いの設定も可能なので、高額の商材やセミナーを販売したい時に役立つでしょう。
Teachableはクレジット決済を簡単に導入できるため、個人でのオンライン講座を開きやすいです。
(2)Teachableのデメリット
次にTeachableのデメリットを紹介します。
- 日本語で利用できない
- 集客機能がない
Teachableには多くのメリットがあり非常におすすめではありますが、デメリットもあります。
1つずつ説明するので、自社ニーズに合うかどうかチェックしてください。
#1:日本語で利用できない
Teachableの1つ目のデメリットは日本語で利用できないことです。
日本語で講座やサイトを作ることはできますが、管理画面の言語が英語なので英語が苦手な人は使いづらいと感じるかもしれません。
操作は簡単なので慣れれば問題なく使いこなせますが、最初の内は探したい機能を見つけるのに時間がかかる可能性があるでしょう。
またサポートが英語のため、困った時にすぐにサポートへ連絡しづらいのもデメリット。
しかし最近はTeachableを日本語で解説しているサイトも増えているので、分からないことは検索をすれば大概は解決できます。
Google Chromeをお使いの方は翻訳機能を利用して日本語表示することができますが、日本語に完全対応していない点はデメリットと言えます。
Teachableを日本語で利用する方法はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ確認してください。
#2:集客機能がない
Teachableの2つ目のデメリットは、集客機能がないことです。
Teachableはあくまでオンライン講座を開設するためのプラットフォームであり、集客をする機能は実装していません。
サイトを作成するビルダーはありますが、あくまでサイトを作るためのツールなので生徒を集めるのは自分自身で行います。
スクールのサイトを作成したら検索エンジンで上位に表示されるように工夫したり、TwitterなどのSNSで情報発信を行なってファンを増やし、オンラインセミナーに誘導をする必要があるでしょう。
Teachableは生徒を集めるための機能は搭載されていないので、集客に失敗すると講座に誰も来ないこともあります。
販売手数料は売り上げが無ければかかりませんが、月額費用はかかっているのでその分マイナスになることも。
事前にTwitterなどを解説してフォロワーを増やしてから講座を開くなど工夫は必要になるでしょう。
集客のアイデアについて知りたい方は、こちらの記事で紹介しています。
3.Teachableの登録方法・使い方
Teachableの登録方法と使い方を解説します。
- アカウントを作成する
- コースの作成
- 動画やテキストを連動させる
詳細な使い方については別の記事へのリンクを貼っておくので、そちらをご覧ください。
簡単に概要を説明します。
(1)アカウントを作成する
Teachableにサインアップするには、まずはトップページからメールアドレスを入れて手続きをする必要があります。
自身のオンラインスクールの名前を決めて、次へ進みましょう。
その後はどんな目的でこのツールを使うのか、仕事はどんなことをしてるかなどの簡単なアンケートに回答します。
回答が終わったら登録が完了し、機能制限付きの無料プランのダッシュボードへ移動しますので、そこからアップグレードで有料プランへ切り替え可能です。
無料プランは10名までの生徒しか抱えられないので、最初は無料で徐々にアップグレードするのが良いでしょう。
(2)コースの作成
ダッシュボードで自分のスクールに商品を追加していきます。
コースの作成画面で名称を決めたり、講師紹介の情報を入れたり、説明文を入力するだけ。
顔写真を載せたり、生年月日を追加してユーザーに信頼感を持たせるページを作りましょう。
プレビューを利用して、写真の縮尺などを調整して見栄え良く整えてください。
コースの作成が終わったら内容を入力して、レクチャーの目次を組み立てていきます。
まずはテキスト入力をして流れを作ってから、動画やPDF等を入れ込んでいくのがおすすめです。
(3)動画やテキストを連動させる
レクチャー内容の概要ができたら、次はより生徒にわかりやすいように動画やPDFなどを入れ込んでいきます。
操作は直感的でファイルをドラッグ&ドロップするだけで追加可能です。
レクチャーの内容が完成したら一般公開(Published)ボタンを押すと、生徒からの受講申し込みを受け付けられる状態になります。
無料プランだと販売まではできないので、レクチャーが完成したら有料プランへアップグレードを行いましょう。
Teachableにはより便利な機能がたくさんあるので、詳しいマニュアルを作りました。
より詳細な使い方についてはこちらの記事で紹介しています。
4.Teachableと類似のサービスUdemyとの比較検証
Teachableと類似のサービスUdemyとの比較検証を行いました。
Udemyとはベネッセコーポレーションがリリースしたオンライン講座が開設できるツールです。
TeachableとUdemyのどちらを利用するか迷う方が多いので、2つのツールの機能や料金を比べて表にしました。
Teachable | Udemy | |
利用料 | 月払い:39$(4,290円) 年間払い:348$(38,280円) (月額29$/3,190円)〜 |
無料 |
販売手数料 | Basic:5% Pro:0% Business:0% |
Udemy経由の売り上げ:63% 講師が集客した場合:97% |
集客 | × | ◯ |
サポート対応言語 | 英語 | 日本語 |
メールアドレスの取得 | ◯ | × |
Teachableは月額制ですが、Udemyは登録は無料です。
しかし販売手数料が大きく違い、Udemy経由でコースが購入された場合は63%も運営に収益を渡さねばなりません。
Udemyが優れているのは集客機能があることと言われていますが、販売手数料のことを考えるとやはり自身で集客をした方が良さそうですね。
Udemyは日本語対応なので、システムのUIも日本語ですしサポートも日本語で行われます。
英語が苦手な方はUdemyの方が使い勝手は良いかもしれません。
またメールアドレスの取得については、Udemyは対応しておらずツール上のメッセージツールを使って生徒とやりとりします。
個人的に連絡を収集して案内を送れる方が新作コースの販売も容易になりますし、メールマーケティングツールと連携をしてステップメールの送信をすることもできるでしょう。
【Udemyが向いている人】
- 日本語じゃないとツールが使えない
- 集客する自信がない
- 個人的に顧客とやりとりをしたり個人情報を管理したくない
【Teachableが向いている人】
- 販売手数料を安く抑えたい
- 自信でSNSやサイトを使用して集客して売り上げを上げたい
- 翻訳ツールを使うなどしてなんとか英語でも使える
どちらのツールも人気のプラットフォームですので、それぞれのメリットや自分が今後講座を行うにあたってマーケティングまで担当できるのかなどを想像して決めると良いでしょう。
5.Teachableの導入に向いているのはこんな企業・個人
Teachableの導入に向いているのはこんな企業・個人です。
- マーケティングは自社で行える・すでにSNSフォロワーがいる
- 1つのツールで決済まで一括で行いたい
- 動画を使ったオンライン講座を考えている
導入を迷っている方はまずは無料プランでの利用も可能なので、アカウント作成をして一度使い心地を試してみましょう。
1つずつ説明していきます。
(1)マーケティングは自社で行える・すでにSNSフォロワーがいる
Teachableの導入に向いているのは、マーケティングは自社で行える・すでにSNSフォロワーがいる企業や個人です。
集客機能がないので個人の場合はSNSフォロワーがある程度いる状態で始めた方が即収益につながりやすいでしょう。
企業の場合は自社の影響力があり、またマーケティングも営業部門に任せられる体制を整えてください。
自社での集客さえできれば販売手数料が安いTeachableでは、販売できたレクチャーの収益をほぼ受け取れます。
ある程度知名度や宣伝をする場を設けた状態でTeachableを導入するのが良いでしょう。
(2)1つのツールで決済まで一括で行いたい
Teachableの導入に向いているのは、1つのツールで決済まで一括で行いたい企業や個人です。
別途クレジットを導入したり、キャリア決済などを導入するのは個人では特にハードルが高いはず。
オンライン講座を受講するユーザー層はクレジットカードを所持していることが多いので、Teachableでクレジット連携できれば十分決済に利用できます。
日本国内ではメジャーになっているキャリア決済などは未対応ですが、今後実装される可能性もあるでしょう。
1つのプラットフォームで決済機能を付けられるので、面倒な手続きを省きたい方におすすめです。
(3)動画を使ったオンライン講座を考えている
Teachableの導入に向いているのは、動画を使ったオンライン講座を考えている企業です。
スクール内ではテキストベースの授業の他に、動画やPDFなどを使って視覚的に訴えるレクチャーを作成できます。
特に最近はYoutubeの普及により動画で知識を得る人が増えているので、自信でレクチャー動画を撮影して講座として販売したい方にうってつけのサービスです。
Youtubeでノウハウ講座を展開しても広告収益を得るまでのハードルが高いですし、視聴者数に応じて売り上げが上下しやすいでしょう。
しかしTeachableはレクチャーを販売する形式なので、集客さえできれば売上が安定しやすいです。
動画レクチャーを展開していきたい企業や個人はTeachableを利用してオンライン講座を開設すると良いでしょう。
まとめ
今回は簡単にオンライン講座を開設できるTeachableというプラットフォームについてご紹介しました。
Teachableは月額制で手数料がかなり安いツールで、スマホやタブレットなどの端末から講義をすることができます。
端末を選ばないので誰でもすぐに始めやすく、テンプレートが揃っていることから講座やサイトの作成も簡単です。
デメリットとしては日本語対応されていないこと、そして集客機能がついていないことですが、翻訳機能を使うなどして解決できます。
また集客についてはサイトを検索順位で上位に表示させる施策を行う、またはTwitterで集客できるので別で集客ルートは考えておきましょう。
類似のUdemyというツールも日本では支持が熱いですが、販売手数料の面を考えても自信で集客できるならTeachableの方がおすすめ。
今後自身のノウハウや経験をシェアして収益を得たい方は、Teachableを使用して楽に講義を開設しましょう!
ビジネスオーナーラボ 編集部
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